筑西市議会 > 2021-12-10 >
12月10日-議案質疑・委員会付託-07号

  • "プール"(/)
ツイート シェア
  1. 筑西市議会 2021-12-10
    12月10日-議案質疑・委員会付託-07号


    取得元: 筑西市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-30
    令和 3年 12月 定例会(第4回)                 令和3年第4回              筑西市議会定例会会議録 第7号令和3年12月10日(金) 午前10時開議                                            令和3年第4回筑西市議会定例会議事日程 第7号                          令和3年12月10日(金)午前10時開議第1 議案第 87号 市道路線の廃止について   議案第 88号 市道路線の認定について   議案第 89号 地方独立行政法人茨城西部医療機構第2期中期目標の策定について   議案第 90号 筑西市国民健康保険条例の一部改正について   議案第 91号 筑西市都市計画法の規定による開発行為の許可等の基準に関する条例の一部改正につ          いて   議案第 92号 令和3年度筑西市一般会計補正予算(第10号)   議案第 93号 令和3年度筑西市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)   議案第 94号 令和3年度筑西市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)   議案第 95号 令和3年度筑西市介護保険特別会計補正予算(第2号)   議案第 96号 令和3年度筑西市水道事業会計補正予算(第1号)   議案第 97号 令和3年度筑西市下水道事業会計補正予算(第1号)                                     (以上11案一括上程)第2 議案第 98号 令和3年度筑西市一般会計補正予算(第11号)   議案第 99号 令和3年度筑西市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)   議案第100号 令和3年度筑西市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)   議案第101号 令和3年度筑西市介護保険特別会計補正予算(第3号)   議案第102号 令和3年度筑西市水道事業会計補正予算(第2号)   議案第103号 令和3年度筑西市下水道事業会計補正予算(第2号)   議案第104号 令和3年度筑西市農業集落排水事業会計補正予算(第1号)                                      (以上7案一括上程)                                 本日の会議に付した案件 日程第1 議案第87号ないし議案第97号 日程第2 議案第98号ないし議案第104号 追加日程 緊急質問                                 出席議員   1番 鈴木 一樹君     2番 水柿 美幸君     3番 國府田喜久男君   4番 中座 敏和君     5番 石嶋  巌君     6番 小倉ひと美君   7番 三澤 隆一君     8番 藤澤 和成君     9番 保坂 直樹君   10番 田中 隆徳君     11番 稲川 新二君     12番 小島 信一君   13番 大嶋  茂君     14番 津田  修君     15番 増渕 慎治君   16番 真次 洋行君     17番 仁平 正巳君     18番 尾木 恵子君   19番 三浦  譲君     20番 堀江 健一君     21番 秋山 恵一君   22番 榎戸甲子夫君     23番 箱守 茂樹君     24番 赤城 正德君                                 欠席議員   な し                                 説明のため出席した者   市長        須藤  茂君      副市長       菊池 雅裕君   教育長       小室 髙志君      市長公室長     渡辺 貴子君   総務部長      高島 健二君      企画部長      山口 信幸君   人口対策部長    相澤 一幸君      税務部長      渡邉 千和君   市民環境部長    熊坂 仁志君      保健福祉部長    平間 雅人君   こども部長     岡本はるみ君      経済部長      伊坂 保宏君   土木部長      阿部 拓巳君      上下水道部長    大林  弘君   会計管理者     菊池  勇君      教育部長      古幡 成志君   農業委員会事務局長 田所 秀一君      秘書課長      飯山 正幸君                                 議会事務局職員出席者   事務局長      鈴木  徹君      書記        中島 国人君   書記        川﨑 智史君                                           〔議長 増渕慎治君議長席に着く〕 ○議長(増渕慎治君) おはようございます。 これより本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員は24名であります。よって、会議は成立いたしております。 会議録署名議員は、前回のとおりであります。 地方自治法第121条第1項の規定に基づく出席要求による出席者及び事務局職員出席者は、前回のとおりであります。 議会運営委員会委員長議会運営委員会の協議結果についての報告をお願いいたします。 議会運営委員会委員長 赤城正德君。          〔議会運営委員会委員長 赤城正德君登壇〕 ◆議会運営委員会委員長(赤城正德君) 皆さん、おはようございます。議会運営委員会から委員長報告を行います。 議会運営委員会の結果について、報告いたします。円滑なる議会運営を図るべく、昨日12月9日、当委員会を全員協議会室に招集し、正副議長出席の下、開催いたしました。その結果を報告いたします。 市長より議案第98号から議案第104号が追加提出され、協議の結果、これを日程第2として上程することを決定いたしました。 以上、報告をいたします。 ○議長(増渕慎治君) ただいま報告のあった追加議案は、既に配付いたしております。 本日の日程は、お手元に配付した日程表のとおりであります。 これより議事日程に入ります。 日程第1 議案第87号「市道路線の廃止について」から議案第97号「令和3年度筑西市下水道事業会計補正予算(第1号)」まで、以上11案を一括上程いたします。 これら11案につきましては、既に説明が終了しております。直ちに質疑を願いますが、議案につきましては各常任委員会に付託し、詳細な審査をお願いしたいと存じますので、質疑は総括的なものにとどめていただきたいと存じます。 なお、重複する質疑や既に回答があったと判断されるものにつきましては、できるだけご遠慮いただきますようお願いいたします。 この際、申し上げます。議事の都合により、本日の議案質疑についての各議員の発言は、それぞれ30分、質疑回数は、一問一答方式を選択した場合は無制限、総括方式を選択した場合は3回以内といたします。 それでは、通告順に従い発言を許します。 10番 田中隆徳君。          〔10番 田中隆徳君登壇〕 ◆10番(田中隆徳君) 皆さん、おはようございます。10番 田中でございます。久しぶりの議案質疑ですので、よろしくお願いいたします。 私は、須藤市長に対しまして、常日頃より政治姿勢、その中でもとりわけ市長の人の意見を聞く力というものをリスペクトしておるところでございます。そういった中でありますが、二元代表制の一翼を担う議会といたしましても、議案のチェック、議案の議決、そういったものを行う責務があると考えております。市長は常々、この議場の中に入ってしまえば真剣勝負なのだと。私も全く同感で、この議場に入ったときから、まさにここは常在戦場の場なのだと認識をし、いつも行動、活動させていただいております。そんなつもりで今日も議案質疑させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。 議案第92号、一般会計補正予算についてでございます。その中でスピカビル5階フロア整備基本設計実施設計委託の予算がついております。その中で債務負担行為という補正でございます。債務負担といいますと、思い浮かぶのが4月から広報紙「ピープル」の発送費だったり、また一般ごみ、そういったもののごみ収集、またバスの運行なども含めて4月1日からでも行動ができる、そういうイメージで私はおりました。そういった中で、今回5階のフロアの整備計画が債務負担行為で上がってまいりましたが、債務負担行為補正とした理由をまずお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(増渕慎治君) 田中隆徳君の質疑に答弁を願います。 岡本こども部長。 ◎こども部長岡本はるみ君) 田中議員さんのご質疑にご答弁申し上げます。 スピカビル5階フロア整備基本設計実施設計委託債務負担行為とした理由でございます。まず、11月15日の全員協議会におきまして、私ども担当部署の説明が不足しておりましたことを、先におわびいたします。大変申し訳ありませんでした。 この債務負担行為にした理由ということでございますけれども、この整備事業の財源の確保といたしまして、地域創生拠点整備交付金を考えているところでございます。この交付金は、現在のところ令和6年度までというふうに期限が切られていること。また、この交付金の対象事業となるためには、工事の前年度に地域再生計画施設整備計画を内閣府に提出して、その認定が必要となってくること。そのようなことから、期間が長期にわたり整備する施設も十分に検討しなくてはならないということから、速やかに事業に取り組む必要があるために、今回債務負担行為とさせていただきました。 以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(増渕慎治君) 10番 田中隆徳君。 ◆10番(田中隆徳君) それでは、お伺いします。 理由は分かったのですが、これは単独でというか、補正予算で議案書として出して、繰越しもできるはずです。こういう債務負担行為に潜らせなくても、補正でできなかったのかお伺いしたいと思います。 ○議長(増渕慎治君) 岡本こども部長。 ◎こども部長岡本はるみ君) ご答弁申し上げます。 確かに田中議員がおっしゃるとおり、補正予算で計上して、それを繰越しにするということも可能ではございましたが、財政当局とも相談、調整いたしまして、今回は債務負担行為の補正ということで上げさせていただきました。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 10番 田中隆徳君。 ◆10番(田中隆徳君) 別に生意気に苦言を言うわけではありませんが、私は債務負担という辞書を引いたときの言葉に当てはまるのかなと。こういう例えばこれは40項目めに入っていますが、審議しづらいですよね。単独で補正が出ていれば、それに対して集中審議できますが、この中に入っていると物すごく違和感があります。 それでは、3,800万円余の予算がついておりますが、この積算根拠を教えていただきたいと思います。 ○議長(増渕慎治君) 岡本こども部長。 ◎こども部長岡本はるみ君) ご答弁申し上げます。 この3,833万円の積算根拠でございます。設計委託料の限度額の算定に当たりまして、議員の皆様にも御覧いただいたかと思いますが、あのコンクリートむき出しの壁、それからプールの形状、そういうもろもろのことを鑑みまして、それを屋内の子育て施設に活用するために必要だという設計料と、他の自治体が同じような平米で設置いたしました子育て施設の費用等も参考にいたしまして、屋内の整備したその実績から整備単価を算定し、5階空きフロアの床面積に乗じて算定させていただきました。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 10番 田中隆徳君。 ◆10番(田中隆徳君) 先ほどの予算、その補助金を使うのだという説明がございましたが、それもひっくるめて私は基本的に市長の子育て支援、そういう施策、私は大賛成であります。 ただ、考え方として債務負担してまでやる時期と申しましょうか、なぜ今なのかなと。私は、今ではないのではないのかなと。5階ではないのではないのかなと、そういう思いがあります。というのも理由がありまして、今日の新聞にも出ていましたが、株が変異していると。デルタ株を凌駕するような勢いだという新たな今度変異株がマスコミで取り沙汰されておりますが、第6波というのですか、本当に感染力が強いということで報道されておりますが、嵐の前の静けさといいますか、私はその第6波に備えて保健福祉部はじめ、財政、人、お金、体制、まさに今万全の備えをして、その第6波に備える時期なのではないのかなと考えております。 万が一、また自粛なんていうことになりますと、今度経済も巻き込んで、また飲食店はじめいろいろな業界からの疲弊したところにダメージが来るということで、そういった体制、有事にはそういう最悪のことも考えておかなくてはならないと思うので、私はそういうふうなことで力を入れる時期なのだろうと。この子育て支援に反対しているわけではなくて。 そこで、先ほど言った5階ではないのではないのかなというのは、もともとこれは商業ビルですよね。それで、壁のむき出し等ありましたが、この5階を私は民間活用すべきなのだろうと。それには、スピカ・アセット・マネジメント株式会社が今まで管理しておりましたが、社長が市長ですので、甚だ恐縮なのではありますが、この報酬も出ております。業務も責務も含めて、スピカ・アセット・マネジメント株式会社の責務、業務は民間活用ということについてどうなのか、その辺をお伺いしたいと思います。 ○議長(増渕慎治君) 高島総務部長。 ◎総務部長(高島健二君) 田中議員のご質疑に答弁をいたします。 テナント誘致を行っていたスピカ・アセット・マネジメント株式会社の責務というご質疑でございますが、フロアのサブリース期間につきましては、テナントが入居することにより賃料等の収入も得られるわけですので、空きフロアの期間を少しでも短くすること、それこそが損失を抑えて利益を生み出すという企業としての本来の姿であり、借手としての責務であるというふうには考えております。 しかし、コナミスポーツクラブ下館撤退後のフロアにつきましては、フロアをサブリースするスピカ・アセット・マネジメント株式会社においてテナント入居事業者を探してまいりましたが、駅前地域の空き店舗の需要がなく、加えまして新型コロナウイルス感染症の影響もあり、入居事業者の見通しが立たない状況にあることから、市とスピカ・アセット・マネジメント株式会社が協議をいたしまして、市がフロアの所有者として行政利用を図っていくということとしたところでございます。ご理解を賜りたいと存じます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 10番 田中隆徳君。
    ◆10番(田中隆徳君) 今、部長がおっしゃった考え方も分かります。 しかしながら、私は意見として諦めるのが早過ぎるのではないのかなと。逆にそんなに慌てて、もう少しロングスパンで物事を考えて、別に何かを創作するわけではなくて、私はもう少し民間活用という視点で粘り強く当たったほうがよろしいかと思うのです。これは駅前の空きフロア、またコロナの影響、これはどこでも一緒ですから、我が市だけではないので、もう少し粘り強く当たっていってもらえればと思います。 そこで、先ほど言いましたように、私は子育て支援は大賛成なのです。ただ、先ほど部長がおっしゃった補助金の期限に間に合わせるためにと、これも甚だ私は疑問がありまして、昔の旧体制以前の手法といいますか、補助金があるから、それを使ってと。それは損得で言えば得かも分かりません。ですが、やはりそれは造った以上は造りっ放しではなくて、やりっ放しではなくて、その維持管理もかかるわけですから。そして、子育て支援の施設というならば、私はこの施設も大賛成です。 ただ、私は5階ではなくて、もっと言うならば、今度あと2年後に明野地区で5つの小学校が空いてまいります。まだ用途も定かではないと聞いております。そういった中で借地でないところが条件だと思います。そして、何より地元の理解が得られる小学校に耐震補強もやってやる。エアコンも全部完備してやる。そして、アメニティーを考えているのだといえば、プールだってあります。そして、運動場もある。ちょっとした遊具もある。確かに市長がおっしゃるように、屋内の子供たちが遊ぶスペースというのはあまりなくて、そして人気があるのです。小山市だったりインターパークだったり、人気があります。屋内であれば、教室の間仕切りの壁を抜いてしまえば相当広くなるし、そして何よりこの5階と同等のスペースが取れる体育館がございます。 私は、5階を中途半端なまたあれにするのではなくて、そういう施設を造るのであれば、そのぐらいの思い切った人を寄せられるようなアミューズメントパークというのですか、そういったものを明野の廃校になる小学校に造ればいいのではないかと。それには、まだ2年近くありますから、基本設計からじっくり、恐らくなかなか行政というわけにいかないと思うので、そこはちゃんと公募型のプロポーザルをして運営管理者をきちんと見つけて、そこで有料ならば、我が市の子供たち、保護者は差別化をして安くするとかできると思います。 そして、その予算だって、そういう補助金があるから云々かんぬんと書き込むのではなくて、2年後にすれば、今600万円ですから、明野の幼稚園の借地料が。それだって浮いてきますし、いつも私常々言っていますが、施設の適正配置。協和にだって昼間眠っている、あくびをしている球場があります、同じぐらいの借地料で。私は、そういうところを削り出してそういう子育て支援に、何も補助金頼りにしなくても造れると思うのです。そういった民間活用、今5階がそういう計画だということですが、民間使用用途の変更の可能性、そういう入りたいというテナントでも何でもあれば、まだ使用用途の変更の可能性があるのかどうかお伺いしたいと思います。 ○議長(増渕慎治君) 高島総務部長。 ◎総務部長(高島健二君) ご答弁申し上げます。 サブリースをもう1度考えてはいかがかというご質疑かと思いますけれども、スピカ・アセット・マネジメント株式会社によります再サブリースにつきましては、コナミスポーツクラブ下館が撤退した後のフロアの返還の経緯、またテナント入居事業者の不透明さということもございますので、現時点では難しいのかなというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 10番 田中隆徳君。 ◆10番(田中隆徳君) 苦言になってしまったら大変恐縮でありますが、この前、部長おっしゃったように全員協議会で説明がありました。最近感じるのですが、全員協議会で説明を受けますが、我々議員も意見は言わせてもらいます。私もこの間発言させていただきました。そういう二元代表制の下でもう少しもむのかなと思えば、すぐこういう議案に出てくる。私は、ただのガス抜きでしかないのかなと考えてしまう節もあります。拙速にそういう補助金がという理由1つでこのあれを通していってしまうことに疑問を感じながら、次の質疑に移らせていただきたいと思います。 教育情報化整備事業についてでございます。これは部長からるる説明がありましたので、大体内容は分かっているのですが、ここでちょっと私質疑を投げかけさせていただくのも、去年の11月、東京都の町田市で小学校6年生が、今、国でやっているGIGAスクール構想、その中のICT教育の一環としてタブレットなのか、パソコンなのか、そこは分かりませんが、そういう学習端末を使ったいじめによって自殺をしてしまったと。悲しい事件がございました。 そこで、お伺いします。これは関連質疑になってしまうかも分かりませんが、端末のセキュリティー管理をどういうふうに行っているのか。例えばそういう細かい話なのですが、先進的なところを見るとチャットアプリの禁止、スリープ状態から立ち上げる際のパスワード、町田市はそのパスワードが共通、統一だったと。全員が123456と打っていけば開いてしまうような設定だったと。そこで、個人アカウント初期パスワードの変更などと、いろいろな段階を踏んでセキュリティー対策を先進的なところはやっております。我が市の体制をお伺いしたいと思います。 ○議長(増渕慎治君) 古幡教育部長。 ◎教育部長(古幡成志君) 田中議員のご質疑にご答弁いたします。 タブレット端末セキュリティー管理ということでご質疑でございますけれども、タブレット端末へのログインについては、児童生徒のIDとパスワードを個別に設定しております。他者が安易に推測できないものとして、第三者のなりすましによるログインができないように対策をしております。 また、児童生徒が使うチャット機能を有するソフトウエアに関しましては、児童生徒同士のみのチャットはできないように設定しております。担任の教員を含めた多数の目がある中でのチャットしかできないようにしております。 また、インターネットの閲覧につきましては、フィルタリングのソフトを導入しておりまして、学習とは関係のないサイトにはアクセスできないように設定をしております。アクセスを制限しているカテゴリーとしましては、オンラインゲームショッピングサイト、暴力や犯罪に関するサイト、不特定多数が集う掲示板、ツイッターやインスタグラムといったソーシャルメディアサービスなどでございます。 さらに、フィルタリングソフトの機能を使いまして、児童生徒がいじめや自殺に関連する言葉を検索してウェブページ等を閲覧した際には、教育委員会のサーバーのほうに通知が来るようになっておりまして、即座に学校と連携をして対応する体制を取っております。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 10番 田中隆徳君。 ◆10番(田中隆徳君) 安心しました。我が市もそういうセキュリティー対策が進んでいると私は思います。今後とも、やはりどうしても光と影の部分があって、まだまだ本当に技術的に、先ほどなりすましと言っていましたが、いろいろなことが出てくると思います。今後ともそういういじめに対して徹底的に監視していただけるようにご尽力お願いを申し上げ、質疑を終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(増渕慎治君) 19番 三浦譲君。          〔19番 三浦 譲君登壇〕 ◆19番(三浦譲君) 私のほうからもスピカビルの5階フロアの件について質疑を行います。 まず、事業には目的と効果がきちんとなっていなければ納得がされないわけですけれども、この目的の1つに子育て支援とともに駅周辺のにぎわいづくりということがうたわれていると思いますが、これらは相乗的に行っていかなければ、ビル内の改修ですから、ビル内に人は集まるかもしれないけれども、ではビルの外、駅周辺はどうなのかというところも考えていかなくてはならないだろうというふうに思うのです。それには、相当なお金を今回かけるわけですから、我々にその辺の納得のいくような説明も欲しいというふうに思います。現在、スピカビル改修とともに抱き合わせでにぎわいづくりの計画はあるのかどうか伺います。 ○議長(増渕慎治君) 三浦譲君の質疑に答弁願います。 須藤市長。          〔市長 須藤 茂君登壇〕 ◎市長(須藤茂君) 三浦議員の質疑にお答えしたいと思います。 議員おっしゃるとおり、下館駅周辺のにぎわいづくりは、相乗的かつ効果的に進めていく必要があると、おっしゃるとおりでございます。今般、本議会にお諮りしているスピカビル5階フロアの整備に加えて、アルテリオ及び中央図書館の2施設を有効活用し、にぎわいの拠点となるよう指示しているところでございます。 アルテリオと中央図書館については、担当部長に説明させますが、私がなぜ皆様にご協力いただいて、ここに市庁舎を持ってきたかといいますと、稲荷町の昔のにぎわいを少しでも取り戻したいと、そういう気持ちでここに皆さんにご協力いただいたわけでございます。この9年間の間にいろいろと地元の方々にお願いしましたけれども、行政主体型ではなかなか難しいということも痛感いたしましたし、しかしながらいつまでもここを人通りの少ない稲荷町にするわけにはいきませんので、そういう意味で全般的に今言ったようなことでにぎわいを少しでも取り戻そうということで、今やろうとしていることですので、ご理解を賜りたいと思っております。 あとは部長に説明させます。 ○議長(増渕慎治君) 相澤人口対策部長。 ◎人口対策部長(相澤一幸君) 三浦議員のご質疑に答弁いたします。 ただいま市長のご答弁にございましたアルテリオ並びに中央図書館の有効活用につきましては、本年9月10日付、市長から人口減少対策の一環とする交流人口の拡大とにぎわいの創出に向け検討するよう、実施指示書が発出されたところでございます。アルテリオにつきましては、1階のカフェ及び東側前庭等の有効活用、中央図書館におきましては、東側広場の有効活用を検討し、にぎわいの拠点となるよう準備を進めてまいります。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 19番 三浦譲君。 ◆19番(三浦譲君) 計画をしているというお話でした。もう少しその辺のイメージが湧くようにご説明をお願いしたいのですが、スピカビルで子供遊具施設を造るということで、特に若い子供連れの方が訪れるだろうと。ほかに多世代型の施設を造るかもしれませんけれども、主に若い子供さん連れかなと。それがここに来て、5階に来て、来るとき、帰るときでどこへか寄っていくと、寄っていきたくなるというような仕掛けが必要だというふうに思っているわけなのですが、先ほどのアルテリオと、それから中央図書館のところ、私は、それは大変結構な案だというふうに思いますけれども、もう少し中身があれば聞かせていただきたいと思います。 ○議長(増渕慎治君) 相澤人口対策部長。 ◎人口対策部長(相澤一幸君) 答弁いたします。 アルテリオにつきましては、美術館や地域交流センター等の利用者並びに通行する人々という方々が、多様な人々が利用できるよう検討してまいりたいと思ってございます。 また、中央図書館東側広場については、勤行川のほとりで筑波山が見える大変景観のよい広場となってございます。その空間を、下館第一高等学校生をはじめとする若者、また図書館利用者などが気軽に利用できる憩いの場所として、双方ともに継続的に地域住民が集えるよう関係所管と連携をし、具体的な計画を進めてまいりたいと思います。特にそれぞれ特徴的な空間を兼ね備えておりますので、何が適しているのか、これを専門的な知見からの調査分析や、また市民等へのヒアリング並びにサウンディング型市場調査なども視野に入れまして、継続的なにぎわいになるように進めてまいりたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 19番 三浦譲君。 ◆19番(三浦譲君) 今、部長が言われた継続的なにぎわい、これがポイントです。継続的でなくて、そのときだけイベント方式というやり方もありますけれども、道の駅みたいにイベントを連発していくという方法もあります。そのほかに、やっぱりいろいろな仕掛けで人が回遊する。しかも、それは年中というような仕掛けがないと、せっかく遊具広場を、(仮称)遊具広場と言ってしまいますけれども、それがあったとしても、どれだけ人が集まるのだろうかという疑問もあるわけです。ですから、むしろ私が思うのには、遊具広場単独で考えるのではなくて、全体で駅周辺、市長が稲荷町のにぎわいの話をしました。中心市街地のにぎわいがない10万人都市ということになっているわけですから、これはどうしても考えていかなくてはならない課題だというふうに思います。 私は、行政がお金を出してそろえてやっていくという方法は、市長が言うように限界があるというふうに思います。むしろ、いかに地元の人たちが参画から参加までをしていくのかという追求型をしていかないと、持続性はないのではないかというふうに思います。いろいろ調査をしていくということですから、私はそれ自体追求していくことは結構だと思います。 そのためには、遊具施設がなければ駄目なのかという疑問も片一方であるわけです。何せこれはお金が相当かかるわけですから。お金の点を伺いますけれども、先ほどの田中議員への答弁の中で、ほかの自治体の費用を参考にして積算をしたと。面積を掛けたというお話でした。そうすると、大体の面積からこのぐらいかなという総額の経費がつかめるかなというふうに思うのですが、その辺どうでしょう。 ○議長(増渕慎治君) 岡本こども部長。 ◎こども部長岡本はるみ君) 三浦議員のご質疑にご答弁申し上げます。 大体の総事業費と申しますか、それについては大変難しいものがございます。ただ単に5階の空きフロアのあのエリア、プールの跡地が全面コンクリートという現状、それを例えば子育て支援施設にするために木造にするとか、あとはほかの空間についても改修をするとかということだけで考えますと、今のところ2億5,000万円ぐらいかなというふうには考えてございます。 ただし、子育て支援施設とするためには、プールのところに大型遊具を設置しようというふうには考えてございます。大型遊具といいましても、どういうものを置くのか。例えば昔ながらの遊び場のような遊具を置くのか、それとも今はやりのデジタル系の遊具を置くのか、そういうものによって、それからプールの跡地のところは非常に高さもありますので、どれくらいまでの高さの遊具にするのかとか、そういう様々なことに関しましてお金がどれくらいかかるのかという予想が、いまだ行政だけで考えていますと、つかないような状況になります。ですので、あの部分の改修だけでは2億5,000万円という予想はつくのですが、その上にプラスアルファを考えますと、今のところ総事業費が幾らかかるということは申し上げられない状態です。大変申し訳ありませんが、ご理解賜りたいと思います。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 19番 三浦譲君。 ◆19番(三浦譲君) 私、お金をそれだけかけてにぎわいをここに取り戻すという考え方、作戦なわけですけれども、本当になければ駄目なのかと。我々も議員研修などで子供の遊具施設などあちこち見てきました。果たして開館当時は、確かに人が集まったと。ところが、そこには相談施設だとか様々な附属のところがあります。そのときに来た人たちが利用するとか、近くにイオンなんかがあって、そこに来た人たちが寄るとか、鉄道の駅が近くでほかから来やすいとか、そういう条件があって、それなりに使われてはいますが、日常的にどんどん使っているというものでもなさそうに見受けてきました。 このスピカビルの5階にそれを造って、それは閉鎖的な部分です。外から見えるものではないですから。そこのところが、にぎわいづくりの中であるにこしたことはないのです。人が少しでも集まる。だけれども、今言ったようなお金をかけてやるというのが、田中議員も言いましたけれども、財源論のほうから来ているのが大きいのではないのかなと。もっと人を集めるということであれば、さっきも言ったように地元、我々地元の人間がいろいろな仕掛けをつくっていくというところに、むしろお金も、それから人材も投入したほうがいいのではないかというふうに私は思うのです。その辺はどうなのでしょう。どうしてもなくてはならないものなのでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 岡本こども部長。 ◎こども部長岡本はるみ君) 三浦議員のご質疑にご答弁申し上げます。 どうしてもなくてはならないものかどうかについてですけれども、市といたしましてはあの形状のスピカビル5階の状況を鑑みまして、あのエリアを子育て施設にしたいというふうな考えを持っております。今、1階から地下にかけてちっくんひろばがございます。こちらのほうも平成29年にオープンして、4年半ぐらいたつわけですけれども、ここ昨年、今年とコロナの影響で入場者数はちょっと減少している状況ですけれども、今のところ累計として8万5,000人ほどの方がちっくんひろばに来ていただいています。そちらに関しては、あのスペースですので、なかなか年齢層が高いお子さんが遊べる場というわけにはいかず、どうしても未就園児や未就学児さんのように低年齢層の方の今、遊び場として運営させていただいているわけですけれども、やはりもう少し大きな小学生ぐらいまでのお子さんが、室内にあるということで、お天気とか、それから気温とか、そういうものに左右されず、またお休みの日にご両親と一緒に遊びに来られるような、そういう子育て支援施設にしたいというふうに今、担当部署のほうでは考えております。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 19番 三浦譲君。 ◆19番(三浦譲君) 考え方は大変結構だというふうに思います。ほかの施設でもお母さん方がありがたいと思うのは、冬でも、それから雨が降っても来れるからというところ、これは需要があるのです。これはありがたい施設で、子供さんを遊ばせながら、自分たちはくつろぐカフェがあるといいと。こういう需要はあるのです。 私が言っているのは、それはいいのだけれども、もっと広く閉鎖型のところでやって、そういうところではなくて、もっと人がにぎわいづくりという根本的なところがあっての話ならいいのですけれども、そっちのほうが、本来のほうがまだよく見えないということですから、私はこの辺に力の先に入れるところが違うのではないのかなというふうに思って質疑しているわけです。この辺は、担当課はもちろん推進する部署ですから、こういうのはもっといろいろな関連する部署が、これからもっともっと密に中心市街地のにぎわいづくりは考えていかなくてはならないというふうに思います。我々も考えていかなくてはなりません。 次の質疑ですが、農業次世代人材投資資金経営開始型補助金の返還金の話です。これは前にもこの資金で、中途で辞退をして返還をしたという予算が出たことがありました。今回も同じように出ています。最初に聞きますけれども、返還の理由をまず再確認しておきたいと思います。 ○議長(増渕慎治君) 伊坂経済部長。 ◎経済部長(伊坂保宏君) 三浦議員の質疑にご答弁申し上げます。 今回の返還の理由ですが、今回の対象者の方は農業法人への雇用就農となったため、交付要件であった独立・自営就農を満たさず、また交付期間2年間と同期間、同程度の営農を継続する見込みがなくなったことによって返還となったものでございます。今言いました交付期間2年間と同期間ということは、交付を2年間受けましたら、その後2年間は同程度の営農を継続しなければならないということがありまして、それができなくなったということでございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 19番 三浦譲君。 ◆19番(三浦譲君) 辞退の理由というのはどうなのでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 伊坂経済部長。 ◎経済部長(伊坂保宏君) ご答弁申し上げます。 今回の辞退の理由につきましては、令和2年度におきまして対象者の方から独立・自営営農から農業法人に雇用就農することを検討している、そういう相談がありまして、就農形態の変更に伴い、返還金等の説明もさせていただいたところでございますが、ご本人の意向により雇用就農ということになったものでございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 19番 三浦譲君。 ◆19番(三浦譲君) 本人は同じ農業の仕事に就くわけです。ただ、それが独立ではなくて法人のほうに行くということで、それはそれなりに人それぞれの進路ですから、同じ農業の世界でやろうという気持ちは貫かれていますから、よかったなというふうに思います。 それで、この方1名ですね。この方にいろいろとサポート体制をつくってやってきたというふうに思いますが、最初からどういうサポート体制でやってきたかというところをお聞きしたい。 ○議長(増渕慎治君) 伊坂経済部長。 ◎経済部長(伊坂保宏君) ご答弁申し上げます。 農業次世代人材投資資金経営開始型補助金交付、この対象者につきましては、経営技術、営農資金、農地の各課題に対応できるよう、JAや県農業改良普及センター、農業委員会及び農業経営士等の関係者で構成するサポート体制を構築しております。交付対象者から提出された就農状況報告書や中間評価会、圃場巡回などを通して適切な助言、指導を行い、早期の農業経営の安定化を支援しております。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 19番 三浦譲君。 ◆19番(三浦譲君) みんなで見守りつつサポートしてきたということですね。 様々な先行きいろいろな不安とか、独立しないで法人のほうに就職するという形ですけれども、これは個人の判断ですけれども、サポートしている間に将来どうしたらいいだろうかというような計画を立てなくてはならないわけですから、それに応じたいろいろアドバイスをしてきたというふうに思うのですが、その辺はどうだったのかなと。十分だったのだろうかというふうに思うのですが、いかがでしょう。 ○議長(増渕慎治君) 伊坂経済部長。 ◎経済部長(伊坂保宏君) ご答弁申し上げます。 筑西市におきましては、筑西地域農業改良推進協議会というものがありまして、その就業支援事業において、広域的にそういう協議会の中でもサポートできるようにはしてございます。 ○議長(増渕慎治君) 19番 三浦譲君。 ◆19番(三浦譲君) サポートしてきたということですので。ただ、このサポートの中身がどういうものだったかというのは、これからはもっと詳しく市のほうでもつかんでやっていかなければならないのではないかというふうに思います。人それぞれですけれども、農業で生計を立てたいという人は、それなりの決意をして入ってきているわけなのですが、どうしても孤立型になりやすい傾向もあるというふうに聞いています。本人がこの道で行くのだというと、一生懸命そこに没頭するわけですから、いろいろな情報集めに仲間から聞くということもやっているでしょうけれども、もっと周りが積極的に情報提供したり人的な交流とかやることによって、本当に意欲がさらに高まっていって、実際にもうかる農業のほうに進んでいるという事例もあるようですから、その辺の体制をさらに密に行っていっていただきたいと思います。 それで、地元の行政としては、一人でも多くそういう人がいたほうがいいわけですから、農業を守るためには。本当のそういう意味での一番基になるのは、私は行政ではないかと思うので、普及センターだとかいろいろありますけれども、行政が日頃から接触していくという体制をつくってほしいというふうに思います。 以上です。 ○議長(増渕慎治君) ここで休憩といたします。                                休  憩 午前10時51分                                                                              再  開 午前11時 5分 ○議長(増渕慎治君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 5番 石嶋巌君。          〔5番 石嶋 巌君登壇〕 ◆5番(石嶋巌君) 5番 会派日本共産党、石嶋巌。議案質疑を行います。 議案第89号「地方独立行政法人茨城西部医療機構第2期中期目標の策定について」伺います。前文で「目標とする医療人材の確保には至らず」とありますが、この間人材確保に尽力されてきたと思いますが、「人材確保には至らず」、その具体的な中身についてまずお伺いいたします。 ○議長(増渕慎治君) 石嶋巌君の質疑に答弁願います。 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(平間雅人君) 石嶋議員のご質疑にご答弁申し上げます。 茨城県西部医療機構の人材確保が目標に至らなかった理由についてでございますが、市が示しました第1期中期目標を受け、茨城県西部医療機構では第1期中期計画におきまして、計画期間の最終年度である令和3年度までに、医師数34人、看護師数180人などを確保することとしておりました。このことに対しまして、令和3年12月1日現在の医師数は36人、看護師数は164人であり、特に看護師が不足している状況でございます。茨城県西部医療機構では、看護師の人材を確保するため、様々な方法で募集をしております。しかしながら、新型コロナウイルス感染が流行する中でのコロナ患者が入院すると思われる病院への就職控え等が影響し、目標とします人材確保に至らなかったと茨城県西部医療機構では考えているとのことでございます。 また、保健福祉部としての推測でございますが、茨城県西部メディカルセンターで実習を受けております看護学校の卒業後のここ数年の進路をホームページで確認いたしますと、大学病院、国立病院機構、県立病院等、高度かつ大病院に勤務することで自身のスキルアップを図る傾向のため、卒業後は数名しか茨城県西部メディカルセンターに就職しないと認識しております。市では茨城県西部医療機構に対しまして、今後も人材確保に向けて指示をしてまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) 医師のほうは34人のところ36人ということで、超過達成しているというふうに受け止めました。筑西市だけではありませんけれども、茨城県知事も医師確保ということをおっしゃっておりました。その辺の県との関係ではどうなのか伺います。 ○議長(増渕慎治君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(平間雅人君) ご答弁申し上げます。 医師の確保に関しましては、茨城県と、また、筑波大学、自治医科大学等と協議をしまして、医師の不足にならないように協議を進めているところでございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) やはり、一自治体の医師確保も県やそれぞれ関係大学との力が必要だということが、今の答弁で分かりました。 看護師不足、ここがやっぱり問題があるのかな。答弁にもありましたけれども、大病院志向が働いているということでありますけれども、この茨城県西部医療機構に対しても大病院には至りませんけれども、中期目標の中にもありますけれども、職員満足度の向上や働き方改革への取組、そうした施策を講じて、病院の場合は医師、看護師、さらには医療機器、これが整っていれば患者さんは信頼を寄せて受診に来るというふうに考えます。そういう意味で、この看護師確保が重要だということが言えると思います。 さらに、新型コロナウイルス感染症の影響も加わり、医業収益が計画を大きく下回るなど経営は極めて厳しい状況になっている。これは茨城県西部医療機構に限らず、多くの病院で医業収益が下回っていると言えます。具体的にはどれぐらい下回っているかどうかお伺いいたします。 ○議長(増渕慎治君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(平間雅人君) ご答弁申し上げます。 茨城県西部医療機構での医業収益の状況でございますが、機構が作成しました第1期中期計画におきまして、計画期間であります平成30年度から令和3年度までの医業収益を163億6,600万円と見込んでおりますところ、本年6月に実施いたしました第1期中期目標終了時に見込まれる業務実績に関する評価におきましては、129億9,200万円の決算見込額が示されております。このことから、第1期中期計画に対しまして33億7,400万円の減と予想してございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) この文面からですと、医業収益が下回るという表現ですので、具体的に今答弁を伺って33億円の医業収入が下回ったということが分かりました。本当にこれは大変な問題だなというふうに思います。 そういう意味で、こうした医療機関への減収補填、これが必要なのかなというふうに考えますが、その辺のところはいかがでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(平間雅人君) ご答弁申し上げます。 コロナ禍によります減収補填に関しましては、まず国、県等の病床確保等に関します補助金、その他いろいろコロナに関します補助金等が国、県等から示されると見込んでございます。それでも不足等が生じた場合には、茨城県西部医療機構側とその原因、対策等の協議を重ねていきたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) 今、部長から答弁いただきましたが、やはり国、県、これの支援が本当に必要だと思います。そういう意味で、待ちの姿勢ではなくて、しっかり国、県への要請をしていくことが肝要かなと強く思います。 次の議案質疑に入ります。議案第92号の筑西市一般会計補正予算であります。この中の雑入、農地集積協力金交付事業補助金返還金がありますが、この議案説明では、令和2年、経営転換を行ったという説明がありました。どういう経営転換があったのかどうかお伺いいたします。 ○議長(増渕慎治君) 伊坂経済部長。 ◎経済部長(伊坂保宏君) 石嶋議員の質疑にご答弁申し上げます。 今回、返還が生じる協力金は、国の農地集積協力金のうち経営転換協力金であり、農地中間管理事業により自作地を10年以上農地中間管理機構へ貸し付けた農地所有者のうち、交付要件を満たした場合に交付されるものでございます。交付対象者は3パターンございまして、1つは全ての農地を貸し付けて農業をリタイアする農業者、もう1つは農地の相続人で農業経営を行わない者、最後に農業部門の減少により経営転換する農業者となっております。今回の返還者は、農業部門の減少により経営転換する農業者に該当しております。 具体的には、この事業では農業部門を11の類型に分類しておりまして、この中の土地利用型作物、水稲作、それと施設野菜、こだますいかの2つの農業部門を経営する農業者でございましたが、農地中間管理事業を活用して水稲作付分の農地を貸し付け、廃止したことで、2つの農業部門から1つの農業部門へ経営を転換していることから、農業部門の減少により経営転換する農業者に該当するものとなったものでございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) 確認なのですが、水稲とスイカに土地利用されていたということで、それで水稲をやめたという理解でよろしいのかどうか伺います。 ○議長(増渕慎治君) 伊坂経済部長。 ◎経済部長(伊坂保宏君) 水稲をやめて施設野菜に絞ったということでございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) 水稲をやめて施設野菜に経営転換したということですね。 そうしますと、水稲をやめた理由はどういう理由かお伺いいたします。 ○議長(増渕慎治君) 伊坂経済部長。 ◎経済部長(伊坂保宏君) 申し訳ございません。 そこまでお聞きしていなかったものですから、すみません。 ○議長(増渕慎治君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) この米価下落の中でやめざるを得ないというのは、容易に推測できるわけです。 それと、この議案説明の中で自己都合でやめられたというのは、最初に経営転換の質疑しましたけれども、それとかぶるかなというふうに思うのですが、自己都合という説明がありましたので、その辺のところを具体的にお伺いいたします。 ○議長(増渕慎治君) 伊坂経済部長。 ◎経済部長(伊坂保宏君) ご答弁申し上げます。 農地中間管理事業により、担い手に貸し付けている農地を売却するとの申出があったためでございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) 農地を売却するというご答弁でよろしいかと思うのですが、米価も下がっておりますし、農業用地もかなり今下がっている現状です。そういう意味で、本当に農地集積は今の農政の在り方にマッチしているのかどうかというのが疑問であります。 それと、説明の3つ目には、交付要件を満たさなくなったという説明がありました。この交付要件を満たさなくなった具体的な中身についてお伺いいたします。 ○議長(増渕慎治君) 伊坂経済部長。 ◎経済部長(伊坂保宏君) ご答弁申し上げます。 交付要件の中で農地を10年以上農地中間管理事業により担い手に貸し付けることが求められております。本人の都合による売却によりまして貸付が解除となったことから、要件を満たさなくなったものでございます。 先ほど、水稲をやめた理由ということでございましたが、これにつきましては機械の老朽化のためでございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) 迅速に調べていただきまして、本当にありがとうございます。やはり、その迅速な対応というのが大事だなというふうに今思いました。 農機具の老朽化でやめられたというご答弁ありましたが、農機具が壊れるか自分ができなくなるか、それでやめる判断をするという農家の方々の声を聞いておりますが、まさにそのとおりだと思います。 次に、教育情報化整備事業についてお伺いいたします。この整備事業の対象となる児童生徒数についてお伺いいたします。 ○議長(増渕慎治君) 古幡教育部長。 ◎教育部長(古幡成志君) 石嶋議員のご質疑にご答弁いたします。 今回の教育情報化整備事業ということでございますけれども、モバイルWi-Fiルーターの貸出しの件でございます。対象となる児童生徒の見込数でございますが、今年9月の臨時休業の際、各学校でWi-Fi環境のない家庭数を調査したところ、小学校で113世帯、中学校で56世帯、合計169世帯でWi-Fiの環境が整っていないご家庭がございました。その後、ご自身等で契約をされたご家庭もあるかと思いますけれども、おおむね160台程度の利用があるものと見込んでおります。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) このモバイルWi-Fiの環境整備をして、教育的には教育条件といいますか、タブレットを使う条件が全生徒に漏れなく整ったというふうに理解いたします。 次の質疑なのですが、このモバイルとかWi-Fi対応を含めて、次年度以降の計画はどうか伺います。 ○議長(増渕慎治君) 古幡教育部長。 ◎教育部長(古幡成志君) ご答弁申し上げます。 今後の教育情報化整備事業の計画といたしましては、来年度はまずモバイルWi-Fiルーターの貸出し事業を早急にスタートさせたいと考えております。 次に、学校内の通信エリアの拡大、通信状況の改善を図っていきたいと計画しております。現在は、学校内でタブレット端末を使用できるエリアには限りがございます。また、通信容量が大きい動画等の視聴などを児童生徒が一斉に行った際に、接続不良を起こしてしまう状況にあります。これらの通信環境の改善を図ってまいりたいと考えております。 また、教職員用のタブレット端末ついて、現在5年以上経過した古いタブレット端末を使用している学校もございますので、経年劣化による動作不良も発生しておりますので、早急に教職員用のタブレット端末の整備も進めていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) 確かにこのデジタルタブレット等、機械ですから、経年劣化があります。そういう意味で、ランニングコストといいますか、維持費がかかる。これの有効活用が本当に求められているというふうに考えるものです。 次に、就学援助として位置づけることは考えているかどうかお伺いいたします。 ○議長(増渕慎治君) 古幡教育部長。 ◎教育部長(古幡成志君) ご答弁いたします。 通信料等を就学援助として位置づけることはできないかというご質疑でございますけれども、貸出しの方法として想定しておりますのは、Wi-Fiルーターの機器の貸出しは無料とし、月々の通信料については保護者ご自身でご負担いただく予定でございます。その上で、就学援助費の受給対象のご世帯の方につきましては、国の基準に基づきまして、通信料の一部、月額1,000円を就学援助費のオンライン学習通信費との項目として支給する予定で検討しております。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) 情報化といいますけれども、やはり維持費がかかるということが、今部長の答弁で分かりました。 通信費は負担ということで、月1,000円の補助をするということなのですが、これはまだ導入して日も浅いわけですけれども、通信費を一番多く使う子や本当に少ない子の差というのは、統計的に出ているかどうか、あればお伺いいたします。 ○議長(増渕慎治君) 古幡教育部長。 ◎教育部長(古幡成志君) ご答弁申し上げます。 各ご家庭で使用されている通信料につきましては、そのご家族の使用状況とか、ご本人の使用状況とかもございますので、精細な調査はしておりません。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) 家庭ですけれども、子供が使った部分だけというのを抽出して、どのぐらい通信費として使っているのかというのは、調べることができないというふうに理解してよろしいのでしょうか。
    ○議長(増渕慎治君) 古幡教育部長。 ◎教育部長(古幡成志君) ご答弁申し上げます。 通信方法のいろいろな会社と契約されていると思いますけれども、その中のどの端末が使って、どのくらい使ったかという情報ははっきり分からないと思います。ですから、集計のほうはできてございません。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 5番 石嶋巌君。 ◆5番(石嶋巌君) なかなか未知な部分が多いタブレット端末ですけれども、この活用については重々、先ほども田中議員のほうからセキュリティー管理の問題が出ましたが、セキュリティーも同等にその使い方に対して検討といいますか、十分な使い方を検討していくことが求められるというふうに思います。 以上で質疑を終わります。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。          〔6番 小倉ひと美君登壇〕 ◆6番(小倉ひと美君) 皆様、こんにちは。議席番号6番 明政会、小倉ひと美でございます。 初めに、議案第88号「市道路線の認定について」、質疑をさせていただきます。79番、下5ブロック、873号線について伺います。これは、下館駅の北と南を結ぶペデストリアンデッキを市道路線として今回新たに認定するものですが、このペデストリアンデッキは平成2年から使用され、約30年が経過しています。 そこで、今まではどのような扱いになっていたのか伺います。 あとは質問席にて質疑を続けさせていただきます。 ○議長(増渕慎治君) 小倉ひと美君の質疑に答弁願います。 阿部土木部長。 ◎土木部長(阿部拓巳君) 小倉議員の質疑にご答弁申し上げます。 ペデストリアンデッキについて、認定前はどのような扱いになっていたのかとのご質疑でございますが、こちらの路線は下館駅の北側と南側をつなぐ自由連絡通路として、当時の下館市で実施した駅前再開発事業及びその関連事業の中で架設されたもので、平成2年度に供用開始されており、以前から道路維持課で清掃業務委託や軽微な補修など、維持管理を行っております。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) 道路維持課のほうで清掃など行っていたということですが、ではなぜ今新たに認定するのでしょうか。認定する理由と、認定することによるメリットは何かあるのでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 阿部土木部長。 ◎土木部長(阿部拓巳君) お答え申し上げます。 今、市道認定する理由及びメリットはとのご質疑でございますが、道路橋の点検が平成26年から義務づけられ、道路の附属物である横断歩道橋も点検の対象となりました。ペデストリアンデッキは鉄道の営業線の上を通っており、重要な構造物でございます。点検や修繕の実施に当たり、道路法上の道路として認定することにより、国の補助金の活用が可能になります。これにより、将来の補修や更新に伴う財政負担を抑えながら歩道橋の長寿命化を図り、維持管理を進めていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) では、今後具体的な整備計画はあるのでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 阿部土木部長。 ◎土木部長(阿部拓巳君) ご答弁申し上げます。 今後の整備計画はあるのか、具体的な内容はとのご質疑でございますが、ペデストリアンデッキは筑西市橋梁長寿命化修繕計画に基づき点検を実施していくものでございます。点検の結果により必要性が生じた場合、修繕工事を行ってまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) では、特に整備計画があるわけではなく、点検を行って必要だったら、今後整備をしていくという考えでよろしいのでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 阿部土木部長。 ◎土木部長(阿部拓巳君) そういった考えでございまして、今後とも安心安全な点検、維持管理に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) では、次の質疑に入ります。 次は、まず議案第92号、一般会計補正予算について伺います。初めに、先ほど田中議員、三浦議員からも質疑がありました補正予算書10ページのスピカビル5階フロア整備基本設計実施設計委託債務負担行為補正について伺います。このスペースは、コナミスポーツクラブ下館が撤退してから市が所有者となり、年間の維持管理費で約1,000万円かかっているところです。子育て支援を軸とした活用を考えているそうで、今回基本設計、実施設計の委託料として約3,800万円が計上されています。 まず、この委託料の3,800万円、先ほど積算根拠についての質疑がありましたが、これは類似施設の整備単価を算定し、フロアの面積から算出されたということで間違いないのでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 岡本こども部長。 ◎こども部長岡本はるみ君) 小倉議員のご質疑にご答弁申し上げます。 議員のおっしゃるとおり、類似施設の子育て支援施設、その実績から整備単価を算出いたしまして、それを5階の空きフロアの面積に乗じて算定いたしたものでございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) 類似施設を参考にということですが、参考にされた類似施設と、その類似施設、どのぐらいの基本設計、実施設計にお金がかかっていたのか比較したいと思うのですが、ご説明いただけますか。 ○議長(増渕慎治君) 岡本こども部長。 ◎こども部長岡本はるみ君) ご答弁申し上げます。 参考とした子育て施設ですけれども、福島県の伊達市、そちらが東日本大震災のメルトダウンの影響から、その後多数の屋内の遊び場が東北、周辺各地に整備されたわけですけれども、そのうちこの伊達市において、5階の空きフロアプールの跡地面積とほぼ同じ面積の屋内遊び場を4か所整備していたため、こちらの施設の基本設計、実施設計についての金額から割り出したものでございます。数字については、平均して1平方メートル当たりの単価を2万4,350円として算定いたしました。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) では、こちら基本設計と実施設計、一度に委託料として上がっていますが、一度に委託料としてお支払いするのか。それとも基本設計、実施設計とそれぞれ分けて委託料をお支払いするのであれば、それぞれの金額の説明をお願いいたします。 ○議長(増渕慎治君) 岡本こども部長。 ◎こども部長岡本はるみ君) ご答弁申し上げます。 今回、基本設計、実施設計合わせての委託料として計上させていただきましたが、申し訳ありません。手元に今細かい数字がございませんので、後で議員のほうにはお示ししたいと思います。申し訳ございません。よろしくお願いいたします。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) では、後ほど細かい数字のほうの資料をお願いいたします。 では、先日の全員協議会のほうで、公募型プロポーザルを今後行っていくとご説明いただきましたが、この詳しいスケジュールについて、どうなっているのか伺いたいと思います。 ○議長(増渕慎治君) 岡本こども部長。 ◎こども部長岡本はるみ君) ご答弁申し上げます。 5階空きフロアの整備に関しましては、子育て支援施設を軸として、どのような施設を整備したらよいかという方針をこれから固めていくわけでございますけれども、先ほど三浦議員からもおっしゃっていただいていますが、行政だけの力では、そこに限界が生じます。そのためには、行政としてもあらゆる手法を講じていろいろなところから情報を集積する。それをまた研究するということも重要ですし、なおかつ全てを行政でやるというわけにはいきませんので、そこに民間事業所にどのように参加していただくのか、民間の事業者の方々からもいろいろなご意見やご提言をいただきたいと考えております。そのための期間が少し長期に必要かなというふうに考えておりまして、実際にいつ公募型プロポーザルをやるのかということについては、未定でございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) プロポーザルが未定ということで、この基本設計、実施設計の委託料をお支払いする段階というのは、公募型プロポーザルを行って業者を選定した後にお支払いという形になるのですよね。ですと、今の時点では情報収集や民間の方からいろいろなご意見なんかをいただくという時点では、この委託料は発生しないという考えでよろしいのか、お願いいたします。 ○議長(増渕慎治君) 岡本こども部長。 ◎こども部長岡本はるみ君) ご答弁申し上げます。 今、議員がおっしゃったとおり、ただ民間の事業者さんから意見やご提案をいただくというようなだけでは、確かに委託料は必要ないと考えます。しかしながら、民間の事業者さん方もまるっきり行政からのこのような財政的な裏づけ等がないような場合に、それで民間さんにだけ意見や提案を出すことをお願いいたしましても、なかなか集まってこないのではないかというふうに私どものほうでは考えております。そのために、今回この予算の確保をさせていただいた次第でございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) では、プロポーザルは未定ということですが、プロポーザルを行う場合、公開で行っていただけるのか伺います。 ○議長(増渕慎治君) 岡本こども部長。 ◎こども部長岡本はるみ君) ご答弁申し上げます。 プロポーザルを行う場合は公募型とさせていただきますので、公募で業者さんを募りたいと思います。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) プロポーザルの選定するときに、一般公開していただけるのかという点について伺います。 ○議長(増渕慎治君) 岡本こども部長。 ◎こども部長岡本はるみ君) ご答弁申し上げます。 プロポーザルを行うに当たっては、市としてこのような状況で事業者を募集しますという要項は出させていただく予定になっております。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) 募集は公開、もちろん公募型ということなのですが、その選定するとき、プレゼンなんかを事業者が行う場合、一般の方への公開。たしか私の記憶では茨城県西部メディカルセンター、中核病院の設計業務のときだったかと思うのですけれども、公開して行っていただけて、私も傍聴に行き、とてもあのとき参考になったなというのがあるので、そういう意味で、公開で行っていただけるのかということをお願いします。 ○議長(増渕慎治君) 岡本こども部長。 ◎こども部長岡本はるみ君) ご答弁申し上げます。 大変申し訳ありません。ご質疑の趣旨が把握できなくて。ただ、公開するか否かについても、現時点では全く決まっておりませんので、議員のご意見も参考に今後検討してまいりたいと存じます。申し訳ございませんでした。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) では、民間の事業者から提案を募集するということですが、この募集するに当たり、市から出す条件というのはどんなものがあるのでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 岡本こども部長。 ◎こども部長岡本はるみ君) ご答弁申し上げます。 条件といいますか、やはり民間事業者さん側からのご意見をいただく場合、あそこの5階フロアを改修するだけではなく、そこを子育て支援施設として施設を整備するというわけですので、屋内の遊び場としてのコンセプトを出させていただいて、そこに設置する例えば遊具ですとか、それからあとほかのエリアをどのようにそれと連携して活用していくのかとか、整備に対するいろいろな懸念される材料とか、あともちろん整備した後にどのようにそこの場所を運営していくのかとか、そういう問題点を洗い出して、その内容についても設計業務に向けた提案を募集する際に、民間の業者さんのほうにご提示していきたいと存じます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) では、先ほどの提案を募集する時点では、市から特に条件は出さずに、民間のほうから自由な意見とか提案を求めて、実際にプロポーザルを行うとき、募集をかけるときには細かな条件を設定するというような考えでよろしいのでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 岡本こども部長。 ◎こども部長岡本はるみ君) ご答弁申し上げます。 今、議員がおっしゃったとおりでございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) それでは、提案を募集する段階で、市からは条件を特に出さないということですが、条件がなければ、いろいろな提案が確かに出されるとは思うのですが、その提案には必ず事業費や遊具の設置でかなりの金額の差が出てくると思うのです。その場合、市ではすばらしい提案でもかなりの事業費が膨らんでしまった場合、その提案をそのまま受けるというわけにはいかないと思いますが、先ほど三浦議員へのご答弁で改修工事だけで2億5,000万円ほど想定しているとありましたが、それで遊具のほうは様々あるのでというお話でしたが、ある程度の金額は想定しているのではないかと思われます。大きな遊具を置けば置くほど、もちろん遊具代もかかりますし、年間のメンテナンスもそれなりにかかってくると思うので、その提案を受ける時点で、おおよそこのぐらいまでだったらば遊具の設置できるかなという上限というのですか、そういうのがあれば教えていただきたいと思います。 ○議長(増渕慎治君) 岡本こども部長。 ◎こども部長岡本はるみ君) ご答弁申し上げます。 先ほど三浦議員のご質疑にも、改修だけでも2億5,000万円という答弁をさせていただきました。そこに遊具、遊具の大きさ、それから普通の単純に考えまして滑り台とか、何か物を置くだけにするのかとか、あとは今最新のデジタル関係のデジタルアトラクションのようなものにするとか、そこの点については、まだまだ民間様からのいろいろなご提案もいただきながら検討していくということでございます。 上限はというふうなご質疑ですが、上限なしというわけにはまいりません。やはり、市の財政状況を見ましても。ですので、総事業費が幾らかということについては、確かに上限はございますけれども、では今ここで幾らですというようなことについては、ご答弁できなくて大変申し訳ありませんが、よろしくご理解賜りたいと思います。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) やはり、子育て支援施設ということで、非常に屋内の遊び場は需要がある施設なので、期待が持てるところではあるのですが、ただもちろんいい遊具が置いてある、立派な遊具が置いてあるというのはいいのですが、財源が幾らでもあるわけではないので、私たちは一番気になっているところは、工事の改修費だったり、遊具の設置にどのくらいかかるのか。そのかかった分が、本当にこの地域のにぎわいづくりとして金額に見合うだけのにぎわいが創出できるのか、その点が一番、この案件で気になっているところです。なかなか上限がお話しできないということで、判断も難しいところではあるのですが、私たち議員にある程度お示しいただける段階というのですか、詳細な設計図、設計図は大きなものでも構わないのですが、このぐらいの施設に改修して大まかな工事費、改修工事と遊具設置がこのくらいです。年間のランニングコスト、維持管理費はこのくらいですというお示しをいただける段階というのは、いつの段階になるのか伺います。 ○議長(増渕慎治君) 岡本こども部長。 ◎こども部長岡本はるみ君) 小倉議員のご質疑にご答弁申し上げます。 今、私どものほうで考えていることは、どのような施設にして、どういう形で公募型プロポーザルを行うのかということが決まりましたらば、また改めて議員の皆様にもご説明さしあげたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) では、プロポーザルを行う前ということで、この予算を執行する前に、私たち議員にはある程度の工事費なりの細かな部分までをお示しいただけるという理解でよろしいでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 岡本こども部長。 ◎こども部長岡本はるみ君) 担当部署としては、そのように今考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) では、次の質疑に入ります。 次は、同じく補正予算の31ページ、教育情報化整備事業について伺います。こちらのほうはルーターの貸出し条件など質疑を予定していたのですが、先ほどのご答弁である程度理解できましたので、1点だけ伺いたいと思います。毎月発生する通信費については、国のオンライン学習通信費というものが月額1,000円で補助されるということですが、なかなか通信費を払うことが難しいご家庭も中にはあるかと思います。そういった家庭への市独自の支援というのは考えていないのか伺います。 ○議長(増渕慎治君) 古幡教育部長。 ◎教育部長(古幡成志君) 小倉議員のご質疑にご答弁いたします。 通信料の費用負担でございますけれども、先ほどご答弁で申し上げましたように、就学援助費の受給対象世帯ということで、国の基準に基づき支給する予定ということでございますけれども、今のところ市独自の負担もしくは補助額は考えてございません。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) 質疑は以上です。 ありがとうございました。 ○議長(増渕慎治君) ここで休憩といたします。                                休  憩 午前11時53分                                                                              再  開 午後 1時 ○議長(増渕慎治君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 12番 小島信一君。          〔12番 小島信一君登壇〕 ◆12番(小島信一君) それでは、昼食を挟んで議案質疑を行います。12番 小島信一です。 議案第92号、補正予算(第10号)について伺います。債務負担行為の補正、8ページ、表3の8番、9番について、地域内運行バス実証実験運行、道の駅循環バス実証実験運行の委託です。公共交通は地方都市の共通の課題です。多くの自治体で試行錯誤しながらよい体制を求めています。 そこで、質疑します。まず、地域内運行バス実証実験について、これは下館駅北口から玉戸を通り、遊湯館を往復するコースです。令和2年度、令和3年度の実績データがどのようになっているのか、これを伺います。 あとは質問席にて続けます。 ○議長(増渕慎治君) 小島信一君の質疑に答弁願います。 山口企画部長。 ◎企画部長(山口信幸君) 小島議員のご質疑に答弁をさせていただきます。 令和2年度と令和3年度の地域内運行バスの実績ということでございますが、令和2年度の年間利用者数につきましては9,164人となっております。1日当たりは25.1人でございます。本年度の直近までの利用者数につきましては、11月末現在で6,786人でございます。1日当たりは27.8人ということでございまして、1日当たり2.7人増加しているような形になっております。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 12番 小島信一君。 ◆12番(小島信一君) 数字は分かりました。 これは6往復、北口から遊湯館まで行って帰ってくる、これを調べたら1日6往復だと。ですから、片道だと12便あるわけです。これを割り算しますと、1日平均何人乗っているかということなのですが、2人から3人という数字になるのです。これは平均ですから、朝夕混んでいる時間帯もあるかと思いますが、通りの方の評判、空気を運んでいるのではないかというような、そういった表現も時々聞きますので、これを質疑しているわけなのですが、やはり令和2年度、令和3年度にかけてもあまり伸びていない。市当局としては、これをどのように分析しているのか、答弁お願いします。 ○議長(増渕慎治君) 山口企画部長。 ◎企画部長(山口信幸君) ご答弁させていただきます。 この地域内運行バスにつきましては、昨年よりは利用者が増加はしてございますが、またコロナ禍からの回復の兆しも認められるわけでございますけれども、市内のほかのバス路線と比較いたしまして、利用者が伸び悩んでいるというのは事実かなというふうに思っております。実証実験から4年が経過いたしまして、現在の運行状況の利用者数では頭打ちになっているという判断をしているところでございまして、その対応といたしまして、住民のアンケートの結果や公共交通会議での議論等を踏まえまして、現在策定中の地域公共交通計画におきまして、利用状況に応じた路線改編等による改善策を講じることとしているところでございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 12番 小島信一君。 ◆12番(小島信一君) 最後におっしゃった路線の改善という話ですけれども、今後の改善計画ですよね。これはある程度具体的なものが見えているのでしたらお願いします。 ○議長(増渕慎治君) 山口企画部長。 ◎企画部長(山口信幸君) 答弁させていただきます。 現時点の考え方ということになりますけれども、やはり水戸線との並走区間になりますけれども、玉戸から川島方面でございますけれども、こちらにつきましては非常に利用者が少ないということもございますので、こちらを一度取りやめまして、新たな路線といたしまして玉戸から幸町を通りまして、大田郷のほうに回るような形の路線を検討中でございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 12番 小島信一君。 ◆12番(小島信一君) 分かりました。 では、次、伺います。道の駅循環バス実証実験運行について、これは下館駅北口から八丁台、そして道の駅、田町を通って戻るというコースなのですが、外周りと内周りがありますよね。これも同じように令和2年度と令和3年度の実績を伺います。 ○議長(増渕慎治君) 山口企画部長。 ◎企画部長(山口信幸君) 答弁させていただきます。 道の駅循環バスの令和2年度の利用者数につきましては、1万374人となっております。1日当たりでは28.4人でございます。本年度につきましては、直近までの利用者数が11月末で8,349人でございまして、1日当たりは34.2人ということになりますので、1日当たり6.8人増加しているという結果になっております。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 12番 小島信一君。 ◆12番(小島信一君) 数字は分かりました。 地域内運行バスよりは好成績であると。確かに一般の人もそのように見ているようです。これは外周りが10あって、内周りが12便、合計22便、これを割り算しますと、1便当たりの乗車数ってそれほど多くないのです。やっぱり、これも1人か2人という数字になってしまうのです。これもどうなのでしょう。市当局としてどのように分析しているのか、その辺もう1度。 ○議長(増渕慎治君) 山口企画部長。 ◎企画部長(山口信幸君) 答弁させていただきます。 議員おっしゃるとおり、利用者数についてはまだまだ少ない状況にあるのかなというふうに思っておりますけれども、昨年度と比較いたしまして大きく利用者数を伸ばす見込みとなっております。これは既にコロナ禍の前の状況にまで、ある程度戻ってきているかなというふうに考えているところでございます。 今後につきましては、市内の観光での利用、こういったものを促進することで土、日、休日の利用者数を増やしていく、そういうことで対策を強化してまいりたいというふうに考えております。特に来年は板谷波山生誕150年記念のイベントもあります。また、ザ・ヒロサワシティにおきましては航空博物館などの本格オープン、こういったものもございますので、それらを踏まえまして、道の駅循環バスにつきましても、公共交通計画におきまして各拠点を結ぶことで、観光利用における利便性向上を図る取組を実施したいというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 12番 小島信一君。
    ◆12番(小島信一君) 答弁ありがとうございます。 地域内運行バス、年間1,600万円以上ですよね。道の駅循環バスが1,800万円以上、合わせると3,500万円以上、地域内交通、公共交通にこれだけバスでかけているわけで、ここには広域連携バスはのせていませんけれども、デマンドタクシーというのがもう一方あるわけで、デマンドタクシーの数字を挙げますと、これが1日利用客が134人。私の聞いた数字ですと、1日利用客がデマンドは134人ですか、こっちのほうの利用客が多いのです。1日の利用客、先ほどお聞きした地域内運行バスは約28人、道の駅循環バスが約30人、足し算してもデマンドタクシーのほうが多い。デマンドタクシーが、土、日、今休んでいますから、これが土、日、これは今やっていませんけれども、もしやったら、どういうふうな数字になるのかとか、減便も考えるとか、予算的なものもありますので、今後は改善の中に乗らない時間帯の便を減らすとか、そういった方向も考えて今後とも地域内交通、公共交通をしっかりと運行してほしいと思います。これに対する答弁は結構です。また、一般質問でやりたいと思います。 続きまして、議案第89号、これは石嶋議員も質疑しておられましたが、茨城県西部医療機構の第2期中期計画について、こちらも伺います。地域医療という重要政策、随分と私たちも議論してまいりました。中核病院を推進してきた議員としましても注目しています。もちろん応援をする立場です。今年度3月で第1期の計画期間が過ぎます。そして、来年度から第2期、いよいよ本格始動すべき時期です。中期目標というものは、具体的な数字は載せていないのです、性格上。これに基づいて病院側から中期計画を求める。そして、病院側としては毎年、毎年年度計画を出すわけです。ですから、非常に積極的な年度計画を出してもらうためにも、我々が出す中期計画というのは、そういう意味を含めていなければいけないわけです。彼らのやる気というか、一生懸命度を高めるための計画、中期目標になるわけです。 そういった立場でこれを聞くわけなのですが、まず4ページ、最下段は「医療提供体制の整備」となっていますが、その次のページで「(1) 優秀な医療スタッフの確保」という文言があります。これは石嶋議員もお聞きしていましたが、私は別な角度で聞きます。5ページの頭、第1期の中期計画、病院側の計画では、これは年度計画なのですが、医師34人、看護師180人、これが達成された、されないは聞きません。この数字は病院が抱える250床を全部、これを使うだけのスタッフとして上がっていたのかどうか。茨城県西部メディカルセンターの病床数は250あります。この250に対応したスタッフと理解していいのかどうか。第2期計画、250床全部使うということを目標、これを期待するものなのかどうか、それを伺います。どうでしょう。 ○議長(増渕慎治君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(平間雅人君) 小島議員のご質疑にご答弁申し上げます。 先ほど石嶋議員のときにご説明させていただきました令和3年度までの看護師数180人というのは、あくまでも第1期の中期目標に関する数字でございまして、第2期の中期目標250床に対する数字とは別なものと認識してございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 12番 小島信一君。 ◆12番(小島信一君) 最初に申し上げたとおり、第2期ですから本格始動のはずなのです。その時期に250床開けるだけの気概を持ってもらいたいです。最初から半分なんていう数字で、だから看護師は180でいいなんていう数字はやっぱりまずいと思うのです。そこはちゃんと申し入れてほしいです。きちっと250、全部でなくてもいいですけれども、いろいろな意味で全部は使えないのだろうと思いますが、せめて8割程度使えるというような、そういう人員を目標としているのだというような、そういう意気込みが欲しいです。ですから、数字、何人という数字を私は求めませんけれども、250に対して230床、220床くらいは使えるのだと、開くのだと、そのぐらいのスタンスでやってほしいと思います。どうでしょう。 ○議長(増渕慎治君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(平間雅人君) ご答弁申し上げます。 第2期中期目標は、第1期中期目標の継続を基本に策定してございますので、優秀な医療スタッフの確保ということに関しましては、250床をオープンすることに対するスタッフの確保という意味でいると認識してございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 12番 小島信一君。 ◆12番(小島信一君) 安心しました。 それと、医師数は年度計画では34人だったのが36人ありました。本当によかったかと思うのですが、ただし私の実体験としては、脳神経外科のほうは全然足りていないように思います。はなから脳神経外科は常勤医を2名というふうにしているのか、それとも今後もっと増やすつもりでいるのか、この辺詰めたことはあるのでしょうか。どうでしょう。 ○議長(増渕慎治君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(平間雅人君) ご答弁申し上げます。 常々脳神経外科の医師の招聘及び循環器内科の医師の招聘に関しましては、茨城県西部医療機構と協議を行っているところでございまして、茨城県西部医療機構側の回答としましては、筑波大学、自治医科大学へ理事長、院長が出向いて医師の招聘をお願いしているということでございますが、どちらの科も、脳神経外科も循環器内科も1名医師を招聘して成り立つものではございません。脳神経外科におきましての手術や循環器内科におけますカテーテルに関しましても、数名のスタッフで何チームかおりませんと、適用がなかなか難しいというふうなことでございます。ただ、今ずっと理事長、院長のほうは大学側と交渉しているというふうに聞いてございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 12番 小島信一君。 ◆12番(小島信一君) ありがとうございます。 この中期計画が現状を肯定するようなものではないということですよね。医師を確保していただけるように頑張ってほしいと思います。 同じく5ページの中項目の3の中に、「(2) 利便性及び快適性の向上」という文言があります。実は、私、駐車場の件を取り上げているのですけれども、これは開院当初から使いづらい、迷ってしまう、不便だ、何とかしてほしいと、何人からも私も言われました。随分と言われたのです。そして、毎年お話をしているのですが、改善されないのです。ずっと同じ方式を使っています。今回もここに触れていない。もちろん細かいところですから、触れないのでしょうけれども、駐車場の改善というのは内部で話し合われているのでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(平間雅人君) ご答弁申し上げます。 茨城県西部メディカルセンターの駐車場につきましても、これまでにも進行方向が分かりにくいなどのご指摘をいただき、茨城県西部医療機構側としましては、誘導員の配置や移動式の案内板を設置するなどの改善を行っております。今後も中期目標における利便性及び快適性の向上につきましては、駐車場などハード面を含め、総合的に取り組んでいくことを要請するものでございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 12番 小島信一君。 ◆12番(小島信一君) 一般市民、私たちもそうなのですが、医療に対して専門的な知識はありません。ですから、病院に入ってもかかりやすいとか、そういうレベルでしか評価できないのです。ですから、先生が優しい、待ち時間が少ない、窓口のスタッフが親切、そして駐車場が入りやすい、使いやすい、そういったことがまずは評判につながってしまうのではないかと思います。この辺もしっかりと常にいいものを求めるような目標が出るようにお願いします。 それから、7ページの後半、大きな項目第4番目に「財務内容の改善」というのがあります。そこの中項目2というところに、「収益の確保と費用の節減」というところがあるのです。下から7行目です。収益の確保ということですから、ここで本来一番重要と思われるのは、医業収益の増大ということなのだと思うのです。補助金をたくさんもらうとか、助成金をたくさんもらうではなくて、「医業収益を増大させる」という文言が本当は必要なのだと思うのですが、そういう文言が書いていないのです、ここに。これに対してどうですか、当局としては。 ○議長(増渕慎治君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(平間雅人君) ご答弁申し上げます。 地方独立行政法人法におきまして、中期目標は設立団体が法人へ指示を行う性質のものであります。その目標達成の実行計画として、法人が中期計画を策定いたします。議員ご指摘のとおり、医業収益の増大は大変重要なものでございますが、収益の確保は現状維持などを意味するものではなく、収益の確保ということで医業収益の増大が図れるものと考えております。これは、引き続き診療体制の充実及び地域医療連携の強化等により、2次救急及び地域外に流出しています患者さんの受入れを強化するとともに、入院患者を確保し、高い病床稼働率での運営を目指すことで収益を図るものでございます。さらに、医療機器の効果的な稼働、診療報酬の新規加算取得などに取り組んでいただき、収益の確保につなげていただきたいと考えてございます。 今後も茨城県西部医療機構に対しましては、中期目標、中期計画並びに年度計画等で、その年度、年度のコロナの状況や経済状況、地域の医療の状況に応じまして、医業収益の増大に係るような計画に携わるように市としても協力していきたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 12番 小島信一君。 ◆12番(小島信一君) これは中期計画ですから、細かい数字は上げられない。そうですよね。でも、文言としては「医業収益」という言葉もあっていいと思うのです。おっしゃることは分かります。きちっとした経営をして、医療スタッフをそろえて、それなりの効率のいい事業展開していけば、医業収益が上がるのだろうと。確かにそのとおりだと思いますけれども、では医業収益を増大させようという文があってもおかしくないと思います。 まだ時間があるようなのでお聞きしますが、令和2年度の事業計画と実績で、たしか医業収益という項目を私見ていますから、数字があったかと思うのですけれども、もし数字をお持ちでしたら、それを出していただけますか。 ○議長(増渕慎治君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(平間雅人君) ご答弁申し上げます。 令和2年度の事業計画につきましては、令和2年3月19日、茨城県西部メディカルセンターの理事会におきまして承認、決定されたものでございます。収支計画につきましては、医業収益として42億1,800万円の収支計画が決定されてございます。実際に令和2年度の医業収益につきましては36億1,800万円で、6億円の減でございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 12番 小島信一君。 ◆12番(小島信一君) 令和2年度は確かにコロナもありましたから、そういった意味でも医業収益そのものは低かったのだろうと思います。これは病院始まる前の事業計画では、大体この茨城県西部医療機構というのは医業収益やら助成金やらいろいろなものを入れて60億円以上でしたよね、たしか。60億円ぐらいの収入がないと賄えないというような計画でした。ですから、42億円という医業収益では、あと20億円ぐらい何らかの別会計からの投入とか、そういうのを入れなければならなかったのだと思うのですが、この36億円は令和2年度だから仕方がないとして、来年度、ある程度コロナを越えるというか、そういう年度だと思うのですが、そこでどの程度を見込んでいるのか。年度計画で大体病院側はこのくらいの医業収益を上げてくれるのだろう、そういう見込みとか予想とか要望、こちらはどのくらいのことを見ているのか、その辺もし分かれば。 ○議長(増渕慎治君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(平間雅人君) ご答弁申し上げます。 令和4年度の年度計画につきましては、現在茨城県西部医療機構側で作成中と思われまして、市のほうにまだそういった打診、内容の提示はございません。一応計画的には、うちのほう、医業収益として令和4年度のときは、やはり42億円は確保したいというふうに考えているというふうなことでございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 12番 小島信一君。 ◆12番(小島信一君) それだと変わらないですよね、令和2年度と。もっと大きな数字を期待したいと思います。今、ここで細かい数字を言ってもあれなので、もう少し具体的な数字が出るようになりましたら、またこの茨城県西部医療機構に関しては質疑させていただきたいと思います。 今日の質疑は以上です。 ○議長(増渕慎治君) 3番 國府田喜久男君。          〔3番 國府田喜久男君登壇〕 ◆3番(國府田喜久男君) 3番 日本共産党、國府田喜久男です。よろしくお願いいたします。 このコロナの中で様々な分野で市民がいろいろな影響を受けております。 そこで、私は今回議案第92号、一般会計補正予算についての新型コロナウイルス感染症対応地方創生事業について、25ページを質疑したいと思います。 まず、1問目ですが、公共施設など予約システムはどのようなシステムなのか、今お聞きしたいと思います。 あとは質問席でやります。 ○議長(増渕慎治君) 國府田喜久男君の質疑に答弁願います。 古幡教育部長。 ◎教育部長(古幡成志君) 國府田議員のご質疑にご答弁いたします。 公共施設等の予約システムでございますけれども、今回導入を予定しております公共施設等の予約システムは、体育施設を利用する際に各施設へ申請に出向いたり、電話で空き状況を確認し、申請書を作成する等の作業が省かれ、パソコンやスマートフォンからいつでも、どこからでも空き状況の確認や施設の予約を行うことができるシステムを導入する予定でございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 3番 國府田喜久男君。 ◆3番(國府田喜久男君) 分かりました。 2番目として、公共施設というのは、体育館以外はないということですか、そうしますと。 ○議長(増渕慎治君) 古幡教育部長。 ◎教育部長(古幡成志君) ご答弁いたします。 今回、導入を予定しておりますのは、教育委員会が所管しております屋外・屋内体育施設、21か所、それと市民に開放しています市内小中学校、27校の体育館、グラウンドと、総務部が所管いたしますスピカビル地下1階の多目的スペースと6階のコミュニティプラザを予定しております。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 3番 國府田喜久男君。 ◆3番(國府田喜久男君) 委託先はどこだったのでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 古幡教育部長。 ◎教育部長(古幡成志君) ご答弁いたします。 委託先というご質疑でございますが、この予約システムが一番皆さんに使いやすいようにということを考えまして、市のホームページからも入れるような形で予約できたらいいかなと考えております。ですので、市のホームページシステムとの連携を含めまして、現在、委託先の検討をしているところでございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 3番 國府田喜久男君。 ◆3番(國府田喜久男君) 非接触型とも書いてありましたよね。その非接触型というのはどういうことなのでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 古幡教育部長。 ◎教育部長(古幡成志君) ご答弁いたします。 非接触型ということでございますけれども、現在体育施設等の予約に際しましては、各施設のほうにお越しいただいて、そこの窓口で担当職員とやり取りをしていただくということでございます。また、定期の利用者に関しましては、予約の説明会等を行いまして、そこで協議をしていただくという場になっております。ですけれども、今回導入しようとするシステムにつきましては、対面、相対というか、それをなくすという意味で非接触型ということで呼んでおります。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 3番 國府田喜久男君。 ◆3番(國府田喜久男君) 前から私のところにあったのは、なかなか予約しづらいと。朝早く来ても待ち時間が長くてできないということがあったのですが、今度はそういうことはなくなるわけですね、そうしますと。 ○議長(増渕慎治君) 古幡教育部長。 ◎教育部長(古幡成志君) ご答弁いたします。 今後、この予約システムの導入がされれば、各施設等で申込みのためにお待ちいただくということはなくなってくると思います。ただ、その際に、登録に際しては日時とか時間等を決めまして、それに一斉にパソコンとかスマートフォンでアクセスしていただくようになると思いますので、その点はご了承いただければと思います。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 3番 國府田喜久男君。 ◆3番(國府田喜久男君) その業務開始はいつ頃からなるのでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 古幡教育部長。 ◎教育部長(古幡成志君) ご答弁いたします。 業務開始がいつ頃になるかということでございますけれども、この補正予算をいただきまして、予約システムのほうの構築を今年度いっぱい、3月までくらいを検討しております。その後、体育施設等をご利用していただいております団体及び個人の方を対象に、予約システムの説明や周知等を行い、業務開始を目指してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 3番 國府田喜久男君。 ◆3番(國府田喜久男君) 市民の皆様がぜひ市の施設を十分に活用して、住んでよかったというか、いろいろなことを使いやすいように今後ともしていただきたいと思います。 以上で終わります。 ○議長(増渕慎治君) 以上で質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第87号から議案第97号までの11案は、お手元に配付しております議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 次に、日程第2 議案第98号「令和3年度筑西市一般会計補正予算(第11号)」から議案第104号「令和3年度筑西市農業集落排水事業会計補正予算(第1号)」まで、以上7案を一括上程いたします。 直ちに説明を求めます。 初めに、議案第98号について、山口企画部長。          〔企画部長 山口信幸君登壇〕 ◎企画部長(山口信幸君) 議案第98号「令和3年度筑西市一般会計補正予算(第11号)」につきまして説明をさせていただきます。 予算書の1ページを御覧いただきたいと存じます。 (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2億1,430万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ465億8,230万3,000円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和3年12月10日提出でございます。 今回の補正予算につきましては、職員給与関係経費について、本年4月1日付の定期人事異動による影響額の補正をお願いするものでございます。この後ご説明させていただきます特別会計や企業会計の補正につきましても、同様の理由となってございます。 また、新型コロナウイルスワクチン接種事業につきましては、5歳から11歳に対するワクチンの接種、そして追加接種3回目に対応する予算を補正のほうをお願いするものでございます。 続きまして、企画部所管の補正予算についてご説明をさせていただきます。10ページ、11ページをお開き願います。歳入歳出補正予算事項別明細書の2、歳入でございます。款19繰入金、項2目1節1基金繰入金、説明欄1財政調整基金繰入金につきましては、今回の補正予算に伴う収支調整のために2億8,043万7,000円の減額をお願いするものでございます。 企画部所管の説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(増渕慎治君) 次に、高島総務部長。          〔総務部長 高島健二君登壇〕 ◎総務部長(高島健二君) 総務部所管の補正予算についてご説明いたします。 12ページ、13ページをお開き願います。総務部所管の補正予算につきましては、款1項1目1議会費、説明欄、議会費職員給与関係経費から、16ページ、17ページ、款10教育費、項1教育総務費、目2事務局費、説明欄、教育費職員給与関係経費までの職員給与関係経費について補正をお願いするものでございます。令和3年度当初予算における職員給与関係経費につきましては、令和3年1月1日時点の現員、現給を基に編成しておりますので、今回の補正により令和3年4月1日付定期人事異動等による影響額を調整させていただくものでございます。 給与明細書にて一括して説明をさせていただきます。18ページ、19ページをお開き願います。給与費明細書、1、特別職でございます。下段の比較欄、合計を御覧いただきたいと思います。長等で99万1,000円の増額補正をお願いするものでございます。要因といたしましては、令和3年7月2日に新たに教育長が就任したことにより、手当、共済費の見込みが増えることによるものでございます。 次に、20ページ、21ページをお開き願います。2、一般職でございます。(1)総括、一番上の表の3段目、比較欄の合計にありますとおり2億5,634万3,000円の減額補正をお願いするものでございます。 次に、22ページ、23ページをお開き願います。(2)給料及び職員手当の増減額の明細でございます。まず、ア、会計年度任用職員以外の職員、いわゆる正規職員でございますが、給料につきましては職員の退職、異動等に伴う影響額として1億4,141万8,000円の減額でございます。 次に、職員手当ですが、職員の退職、異動等に伴う影響額として8,166万円の減額でございます。一般会計に係る総務部所管の補正予算、職員給与関係経費の説明は以上でございます。 なお、特別会計に係る職員給与関係経費の補正予算につきましては、各特別会計の所管部長からご説明をいたしますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(増渕慎治君) 平間保健福祉部長。          〔保健福祉部長 平間雅人君登壇〕 ◎保健福祉部長(平間雅人君) 保健福祉部所管の補正予算につきましてご説明申し上げます。 10、11ページをお開き願います。歳入歳出補正予算事項別明細書の2、歳入でございます。款15国庫支出金、項1国庫負担金、目4衛生費国庫負担金、節1保健衛生費負担金、説明欄5新型コロナウイルスワクチン接種事業負担金6,450万6,000円の増額をお願いするものでございます。 次に、その下、説明欄14、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金162万8,000円の増額をお願いするものでございます。これらは、5歳から11歳へのワクチン接種及び3回目ワクチン接種に係る国からの補助金でございます。 詳細につきましては、歳出にてご説明させていただきます。 次に、12、13ページをお開き願います。3、歳出でございます。款3民生費、項1社会福祉費、目4国民健康保険事業費、節27繰出金、説明欄、国民健康保険特別会計繰出金74万8,000円の減額をお願いするものでございます。これは、人事異動等により国民健康保険担当職員の給与関係経費の減額が見込まれることに伴い、一般会計から国民健康保険特別会計への繰出金を減額するものでございます。 詳細につきましては、議案第99号「令和3年度筑西市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」でご説明させていただきます。 次に、その下、説明欄、介護保険特別会計繰出金1,506万3,000円の減額をお願いするものでございます。これは、人事異動等により介護保険及び地域支援事業担当職員の給与関係経費の減額が見込まれることに伴い、一般会計から介護保険特別会計への繰出金を減額するものでございます。 詳細につきましては、議案第101号「令和3年度筑西市介護保険特別会計補正予算(第3号)」でご説明させていただきます。 次に、その下、説明欄、後期高齢者医療経費78万5,000円の減額をお願いするものでございます。これは、人事異動等により後期高齢者医療担当職員の給与関係経費の減額が見込まれることに伴い、一般会計から後期高齢医療特別会計への繰出金を減額するものでございます。 詳細につきましては、議案第100号「令和3年度筑西市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)」でご説明させていただきます。 続きまして、14、15ページをお開き願います。款4衛生費、項1保健衛生費、目2予防費、説明欄、新型コロナウイルスワクチン接種事業6,613万4,000円の増額をお願いするものでございます。これは、5歳から11歳へのお子さんへの新型コロナウイルスワクチン接種に係る準備経費と、ワクチン2回目接種の終了後8か月を経過した方が3回目のワクチン追加接種を行うための委託料等でございます。内訳でございます。説明欄、節10需用費68万9,000円は、5歳から11歳の対象者への接種券一体型予診票や案内チラシ等の印刷製本費でございます。 節11役務費111万4,000円は、接種券通知に係る郵便費等でございます。 節12委託料6,433万1,000円は、予防接種通知封入封緘委託料及び5歳から11歳のお子さんのワクチン接種並びに3回目のワクチン接種委託料でございます。 なお、これらの財源は、新型コロナウイルスワクチン接種事業負担金及び新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金で、全額国からの補助でございます。 説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(増渕慎治君) 次に、大林上下水道部長。          〔上下水道部長 大林 弘君登壇〕 ◎上下水道部長(大林弘君) 上下水道部所管の補正予算についてご説明いたします。 初めに、14ページ、15ページをお開き願います。歳入歳出補正予算事項別明細書、3、歳出でございます。中段の款6農林水産業費、項1農業費、目6農地費、節18負担金補助及び交付金、説明欄、農業集落排水事業会計補助事業に173万6,000円の増額補正をお願いするものでございます。これは、農業集落排水事業会計において、人事異動により職員の給与関係経費の増額が見込まれることから、農業集落排水事業会計の補助金を増額するものでございます。 続きまして、16ページ、17ページをお開き願います。上段の款8土木費、項4都市計画費、目5公共下水道費、節18負担金補助及び交付金、説明欄、下水道事業会計補助事業1,022万5,000円の減額補正をお願いするものでございます。これも下水道事業会計において、人事異動により職員の給与関係経費の減額が見込まれることから、下水道事業会計の補助金を減額するものでございます。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(増渕慎治君) 次に、議案第99号から議案第101号について、平間保健福祉部長。          〔保健福祉部長 平間雅人君登壇〕 ◎保健福祉部長(平間雅人君) 議案第99号「令和3年度筑西市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」について、ご説明申し上げます。 (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ74万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ109億3,944万5,000円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和3年12月10日提出でございます。 この補正予算は、国民健康保険総務職員給与関係経費に係る補正予算でございます。 初めに、10、11ページをお開き願います。歳入歳出事項別明細書の2、歳入でございます。款7繰入金、項1目1一般会計繰入金、節3、説明欄1、職員給与費等繰入金74万8,000円の減額をお願いするものでございます。これは、人事異動等により国民健康保険担当職員の給与関係経費の減額が見込まれることから、一般会計からの繰入金を減額するものでございます。 次に、12、13ページをお開き願います。3、歳出でございます。款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費、説明欄、国保総務職員給与関係経費456万1,000円の減額をお願いするものでございます。 次に、その下、項2徴税費、目1賦課徴収費、説明欄、国保徴税職員給与関係経費381万3,000円の増額をお願いするものでございます。これらは、人事異動等によりそれぞれの給与関係経費を減額及び増額補正するものでございます。 なお、詳細は14ページから17ページの給与費明細書に記載のとおりでございます。 議案第99号の説明は以上でございます。 続きまして、議案第100号「令和3年度筑西市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)」について、ご説明申し上げます。 (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ78万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ24億6,179万2,000円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和3年12月10日提出でございます。 この補正予算は、後期高齢者以上制度の担当職員の人件費に係る補正予算でございます。 初めに、10、11ページをお開き願います。歳入歳出補正予算事項別明細書の2、歳入でございます。款3繰入金、項1一般会計繰入金、目2その他繰入金、節1、説明欄1、人件費繰入金78万5,000円の減額をお願いするものでございます。これは、人事異動等により後期高齢者医療担当職員の給与関係経費の減額が見込まれますことから、一般会計からの繰入金を減額するものでございます。 次に、12、13ページをお開き願います。3、歳出でございます。款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費、説明欄、後期高齢者医療職員給与関係経費78万5,000円の減額をお願いするものでございます。これは、人事異動等により給与関係経費を減額するものでございます。 なお、詳細は14ページから17ページの給与費明細書に記載のとおりでございます。 議案第100号の説明は以上でございます。 続きまして、議案第101号「令和3年度筑西市介護保険特別会計補正予算(第3号)」について、ご説明申し上げます。 (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,517万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ93億2,351万円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 令和3年12月10日提出でございます。 この補正予算は、介護保険及び地域包括支援職員給与関係経費等に係る補正予算でございます。 初めに、10、11ページをお開き願います。歳入歳出補正予算事項別明細書の2、歳入でございます。款4国庫支出金、項2国庫補助金、目10地域支援事業交付金、節2包括的支援・任意事業交付金、説明欄1、現年度分包括的支援・任意事業交付金7万7,000円の減額をお願いするものでございます。 次に、款6県支出金、項2県補助金、目1地域支援事業交付金、節2包括的支援・任意事業交付金、説明欄1、現年度分包括的支援・任意事業交付金3万8,000円の減額をお願いするものでございます。 次に、款8繰入金、項1一般会計繰入金、目2その他一般会計繰入金、節1職員給与費等繰入金、説明欄1、職員給与費等繰入金1,502万4,000円、その下、目10地域支援事業繰入金、節2包括的支援・任意事業繰入金、説明欄1、現年度分包括的支援・任意事業繰入金3万9,000円の減額をお願いするものでございます。これらは、歳出でご説明します介護保険総務費職員給与関係経費の減額による繰入金の減額のほか、地域包括支援職員給与関係経費の減額による国、県、市の公費負担金の減額でございます。 次に、12、13ページをお開き願います。3、歳出でございます。款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費、説明欄、介護保険総務職員給与関係経費1,502万4,000円の減額をお願いするものでございます。 次に、款4地域支援事業費、項2包括的支援事業・任意事業費、目1包括的支援事業費、説明欄、地域包括支援職員給与関係経費20万1,000円の減額をお願いするものでございます。これらは、介護保険課職員及び地域包括支援事業に係る高齢福祉課職員の給与関係経費の減額によるものでございます。 次に、款5項1目1基金積立金、節24積立金、説明欄、介護給付費準備基金積立事業4万7,000円の増額をお願いするものでございます。これは、地域支援事業費の減額により、その財源となる介護保険料の余剰金の増額によるものでございます。 説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(増渕慎治君) 次に、議案第102号から議案第104号について、大林上下水道部長。          〔上下水道部長 大林 弘君登壇〕 ◎上下水道部長(大林弘君) 初めに、議案第102号「令和3年度筑西市水道事業会計補正予算(第2号)」について、ご説明いたします。 第1条 令和3年度筑西市水道事業会計の補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 第2条 令和3年度筑西市水道事業会計予算第3条に定めた収益的支出の予定額を次のとおり補正する。 第1款水道事業費用の既決予定額に142万2,000円の増額補正をお願いするものでございます。これは、人事異動により、職員の給与関係経費の増額が見込まれることからの補正でございます。 次に、第3条 予算第4条本文括弧書中資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額を9億475万3,000円に、過年度分損益勘定留保資金を7億8,679万5,000円にそれぞれ改め、資本的支出の予定額を次のとおり補正する。 第1款資本的支出の既決予定額に476万4,000円の増額補正をお願いするものでございます。これも人事異動により、職員の給与関係経費の増額が見込まれることからの補正でございます。 次に、第4条 予算第8条に定めた経費でございますが、先ほど申し上げました収益的支出及び資本的支出の補正予定額の合計でございます。職員給与費の既決予定額に618万6,000円の増額補正をお願いするものでございます。 なお、2ページには水道事業会計予算実施計画補正、3ページには予定キャッシュ・フロー計算書、4ページ、5ページには給与費明細書、6ページ、7ページには補正予算実施計画明細書を添付させていただいております。 続きまして、議案第103号「令和3年度筑西市下水道事業会計補正予算(第2号)」について、ご説明いたします。 第1条 令和3年度筑西市下水道事業会計の補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 第2条 令和3年度筑西市下水道事業会計予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。 初めに、収入でございます。第1款下水道事業収益の既決予定額から566万円の減額補正をお願いするものでございます。これは、支出において職員の給与関係経費の減額が見込まれることから、財源である一般会計補助金を減額するものでございます。 次に、支出でございます。第1款下水道事業費用の既決予定額から566万円の減額補正をお願いするものでございます。これは、人事異動により、職員の給与関係経費の減額が見込まれることからの補正でございます。 次に、第3条 予算第4条に定めた資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。 初めに、収入でございます。第1款資本的収入の既決予定額から456万5,000円の減額補正をお願いするものでございます。 次に、支出でございます。第1款資本的支出の既決予定額から456万5,000円の減額補正をお願いするものでございます。これらは、先ほど収益的収入及び支出で説明いたしました内容と同様でございます。 次に、第4条 予算第9条に定めた経費でございますが、先ほど申し上げました収益的支出及び資本的支出の補正予定額の合計でございます。職員給与費の既決予定額から1,022万5,000円の減額補正をお願いするものでございます。 なお、2ページには下水道事業会計予算実施計画補正、3ページには予定キャッシュ・フロー計算書、4ページ、5ページには給与費明細書、6ページから9ページには補正予算実施計画明細書を添付させていただいております。 続きまして、議案第104号「令和3年度筑西市農業集落排水事業会計補正予算(第1号)」について、ご説明いたします。 第1条 令和3年度筑西市農業集落排水事業会計の補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 第2条 令和3年度筑西市農業集落排水事業会計予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。 初めに、収入でございます。第1款農業集落排水事業収益の既決予定額に168万8,000円の増額補正をお願いするものでございます。これは、支出において職員の給与関係経費の増額が見込まれることから、財源である一般会計補助金を増額するものでございます。 次に、支出でございます。第1款農業集落排水事業費用の既決予定額に168万8,000円の増額補正をお願いするものでございます。これは、人事異動により、職員の給与関係経費の増額が見込まれることからの補正でございます。 次に、第3条 予算第4条に定めた資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。 初めに、収入でございます。第1款資本的収入の既決予定額に4万8,000円の増額補正をお願いするものでございます。 次に、支出でございます。第1款資本的支出の既決予定額に4万8,000円の増額補正をお願いするものでございます。これらは、先ほど収益的収入及び支出でご説明いたしました内容と同様でございます。 次に、第4条 予算第8条に定めた経費でございますが、先ほど申し上げました収益的支出及び資本的支出の補正予定額の合計でございます。職員給与費の既決予定額に173万6,000万円の増額補正をお願いするものでございます。 なお、2ページには農業集落排水事業会計予算実施計画補正、3ページには予定キャッシュ・フロー計算書、4ページ、5ページには給与費明細書、6ページ、7ページには補正予算実施計画明細書を添付させていただいております。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(増渕慎治君) 以上で議案第104号までの説明を終わります。 質疑を願います。 6番 小倉ひと美君。          〔6番 小倉ひと美君登壇〕 ◆6番(小倉ひと美君) 議案第98号「令和3年度筑西市一般会計補正予算(第11号)」の15ページ、新型コロナウイルスワクチン接種事業について伺います。 こちらは、先ほどご説明いただきましたが、5歳から11歳に対するワクチン接種及び3回目の接種に対応するため、接種券の配布及び委託料の補正ですが、まず5歳から11歳の対象のお子様は何人いらっしゃるのでしょうか。 あとは質問席にて質疑をさせていただきます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君の質疑に答弁願います。 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(平間雅人君) 小倉議員のご質疑にご答弁申し上げます。 5歳から11歳のワクチン接種の対象者は約6,300人と見込んでございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) では、5歳から11歳へのワクチン接種ということですが、こちらこの年齢のお子様に対してのワクチンの効果と副反応というのはどういったものがあるのでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(平間雅人君) ご答弁申し上げます。 現在、小児用ファイザー製ワクチンに関しましては、11月に薬事申請を行っているところでございまして、まだ申請が下りてございませんので、そういった副反応という情報はこちらでは把握してございません。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) では、これから申請が下りてくれば、ワクチンの効果や副反応についても連絡があるということでよろしいのでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(平間雅人君) ご答弁申し上げます。 ファイザー製のワクチンの小児用ということでございますので、大人用のファイザー製ワクチンと同じような副反応というのが予想されるというふうに認識してございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) では、この効果、副反応のお知らせ方法というのは、どういった方法を考えているのでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(平間雅人君) ご答弁申し上げます。 ワクチンの通知をご案内するときに、もちろん接種券一体型予診票と併せまして、接種のお知らせやワクチンの説明書といった、いろいろなできる限り親御さんが安心安全で接種できますようなものを封入して送る予定でございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) では、5歳から11歳へのワクチンの接種ということで、接種券の送付から接種までの流れ、予約方法や接種場所というのはどうなっているのでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(平間雅人君) ご答弁申し上げます。 先ほど申し上げましたように、小児用ファイザーワクチンはまだ認可が下りてございませんが、国からは現在申請中ということでございますので、早く申請が下りれば、来年2月から接種が開始できますということなので、それに合わせまして、現在真壁医師会筑西支部の先生方と接種に向けて進めているところでございます。 接種の方法、予約等につきましては、今想定して協議しています方法は、集団接種や学校等での集団接種会場等の集団接種ではなくて、市内にあります小児専門医の先生の診療所等で接種を行うような体制を進めているところでございます。予約方法等につきましては、コールセンター、インターネット、はがきもしくはその他の方法というのは、まだ現在検討中でございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) 子供たちへの接種が始まると、心配されるのが接種をしない子へのいじめや差別かと思われますが、そういったことがあってはいけないので、そのようなことを防ぐための方法というのはどういったものをお考えでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(平間雅人君) ご答弁申し上げます。 12歳から18歳の方への接種案内のときにも、接種をしない方への差別等がないような、誤解を招かないような案内の通知も入れさせていただいてございますので、5歳から11歳に関しましても接種をしない方、接種ができない子への差別等がないような案内も入れていきますと同時に、ホームページ、広報紙等での啓発も図っていきたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) では、保育園の入園や登園、また学校の入学や学校生活において、ワクチン接種が条件となるようなことはないのでしょうか。 ○議長(増渕慎治君) 平間保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(平間雅人君) ご答弁申し上げます。 現在、小児用ワクチンの申請中でございまして、そういった学校、保育園等に関しましてワクチンの接種済み証等が必要とか、ワクチンパスポートとかが必要というような国からの通知等は来てございません。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 6番 小倉ひと美君。 ◆6番(小倉ひと美君) 質疑は以上です。 ありがとうございました。 ○議長(増渕慎治君) ほかに質疑を願います。          (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(増渕慎治君) 質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第98号から議案第104号までの7案は、お手元に配付しております議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 この際、ご連絡いたします。13日の総務企画委員会は午前10時から、14日の福祉文教委員会は午前9時30分から、15日の経済土木委員会は午前10時から、全員協議会室で審査をお願いしたいと思います。 最終日の討論の通告でございますが、通告用紙をお手元に配付しております。16日正午まで、時間厳守の上、文書で通告されるようお願い申し上げます。          (「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(増渕慎治君) 13番 大嶋茂君。
    ◆13番(大嶋茂君) 子育て世帯臨時特別給付金等の支給についての緊急質問を行いたいので、議長に議会の同意についてお諮りいただきたくお願い申し上げます。 なお、緊急質問を行うに当たっては、議会の同意が必要であります。可決されれば日程を追加し、発言の許可を願います。よろしくお願いします。 ○議長(増渕慎治君) ただいま大嶋茂君から緊急質問をしたいので、同意の上、日程を追加し、直ちに発言を許されたいとの申出がありました。 よって、大嶋茂君の緊急質問の件を議題とし、採決いたします。 お諮りいたします。本件につきまして、同意することに賛成の諸君の起立を求めます。          (「……聴取不能……」と呼ぶ者あり) ○議長(増渕慎治君) もう1度差し戻させていただきます。 ただいま大嶋茂君から緊急質問をしたいので、同意の上、日程を追加し、直ちに発言を許されたいとの申出がありました。 なお、大嶋茂君からの発言は、子育て世帯臨時特別給付金給付事業についてを大嶋茂君の緊急質問の件として議題とし、採決したいと思います。          (「……聴取不能……」と呼ぶ者あり) ○議長(増渕慎治君) 大嶋茂君、もう1度説明してください。 ◆13番(大嶋茂君) 子育て世帯臨時特別給付金等の支給についての質問でございます。 ○議長(増渕慎治君) それでよろしいですか。 それでは、お諮りいたします。本件につきまして、同意することに賛成の諸君の起立を求めます。 もう1度お願いします。          〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(増渕慎治君) 起立全員。よって、大嶋茂君の緊急質問に同意の上、日程を追加し、直ちに発言を許すことは可決されました。 大嶋茂君の発言を許します。 13番 大嶋茂君。          〔13番 大嶋 茂君登壇〕 ◆13番(大嶋茂君) 議長より許可をいただきましたので、早速質問に入ります。 子育て世帯臨時特別給付金等の支給についてでございます。この件については、帰れば毎日テレビのほうでやっております。この事業については、原則現金5万円を年内に給付、クーポン券5万円を3月から4月に分けて送付するということの二本立てでありますが、しかし多くの地方自治体より経費の負担増、事務量の煩雑化等の課題が浮き彫りとなってまいりました。現金による給付の要求があり、また6日から開催されております第207回臨時国会におきまして、立憲民主党の泉代表の質問に対し、岸田首相の答弁の中で、給付主体である地方自治体が全額現金で給付することを容認するという表明がございました。この施策、困窮世帯、学生、18歳以下の10万円の給付金については、現在の窮状について経済的支援の意味合いが強く、早急に給付する必要が求められていることが多くのマスコミで報じられております。 現在、大阪市においては、全額現金給付を決定しております。県内においても、小美玉市、笠間市が現金給付を決めております。小美玉市、笠間市では、財政調整基金により一時手当てをするということであります。 また、この事業は5万円が年内給付、クーポン券、これは3月、4月に発送を完了しなければならない施策であります。しかし、クーポン券の送付完了には、事務量が3倍を要すると言われており、7月頃にずれ込むことも予想されております。困窮世帯、大学・専門学校生の給付もあり、今後臨時議会を開催するにしても、時間は全く余裕がありません。恐らく市長の専決処分となることが予想されます。取りあえず、18歳以下の給付金についての給付方法について、本市において政府が示すとおり、現金とクーポンの二本立てでいくのか、あるいは現金支給のみでいくのか、どちらかお伺いいたします。 私は、一応現金で支給したほうがよろしいのではないかと考えますが。また、対象者は年末で出費もかさみ、大いに待ちわび、期待し、注目しているところであります。市長のご意見をお伺いしたいと思います。 あとは質問席において質問したいと思います。 ○議長(増渕慎治君) 大嶋茂君の緊急質問に答弁願います。 須藤市長。          〔市長 須藤 茂君登壇〕 ◎市長(須藤茂君) 大嶋議員の質問に答えたいと思います。 本市では、児童手当受給者に対しまして年内に5万円の給付ができるよう、今作業を進めているところでございます。そして、またクーポン支給事業に関しましては、国が今後どのような要件を示してくるか、昨日まで不明の状況でございました。ですので、私のほうとしては、これは国の財源でございますので、筑西市としては現金でお願いしたいということを、県のほうにお願いを申し上げました。茨城県としては、国のほうにそのように言っていただきたい、このように昨日お願いしました。 ところが、今日の、先ほどの午前中でございますけれども、立憲民主党の会議で政府側が示したことはどのようなことかといいますと、令和4年6月末までにクーポン給付を開始することができない見込みである場合に限り、現金給付を可とするということを言いました。その際には、現金可とするためには、自治体がその場合には内閣府に対してその理由を述べよ。クーポン券が開始できないから、現金で払いますというならば、内閣府に対してその理由を述べなさいと。例えば理由の考えられることは、コロナの感染が拡大してしまって、クーポン券をやっている状況ではない。あるいは想定できない大災害が起きたから、クーポン券をやっているときではない。現金で払います。このような2つの理由だけではないですけれども、考えられる理由ですけれども、そういう場合には現金でいいけれども、そのほかはクーポン券でやると、政府のほうで先ほど10時過ぎに発表いたしました。ですので、私のほうで県のほうに昨日お願いした、県から国へ言ってくださいという筑西市の考えは現金でありましたが、今日、半日でこのように変わってしまったということでございます。 今後、政府の考える具体的な方針については、今、補正予算をやっております。補正予算成立後に、今月下旬に公表する予定だと。また変わるかもしれませんけれども、今のところはそういうことでございます。政府の考える目的は、使いやすさではなくて、あくまでも子ども・子育て支援にということを国は考えているのだというから、あくまでも政府が示した5万円、そしてクーポン券ということを国としては考えているということの考えは変わらないみたいでございます。それは、先ほど午前中に発表されたわけでございます。くどいようですけれども、ころころ変わっていますので、これが今後どうなるか分かりませんが、先ほどの発表でございました。 以上でございます。 ○議長(増渕慎治君) 13番 大嶋茂君。 ◆13番(大嶋茂君) ありがとうございます。 では、ケース・バイ・ケースということで進めてまいりたいということでよろしいのですね。もし突発的なことがあれば、また現金とかそういったことで検討願いたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(増渕慎治君) 以上で緊急質問を終わります。 本日の会議はこれにて散会いたします。 お疲れさまでございました。                                散  会 午後 2時26分...